湯せんでスパゲティをゆでてみた(実験②完成編)
在宅避難時、水を節約するためにポリ袋で湯せん調理する方法があると知り、スパゲティで実験しています。
湯せんで使う水は繰り返し使えます。
(ただし湯せん専用で。食べ物の中に入らないよう気をつけて)
また、洗い物がグンと減るので節水になります。
1回目の実験では、スパゲティが柔らかくなりすぎ、また、塩気が強すぎました。
今回は2回目。
以下の点を変更してやってみました。
①ポリ袋に入れるお湯をポットに入れて待機させる
→沸かしたお湯を保温ポットに入れておき、湯せん用のお湯が沸騰してからポリ袋の中にお湯を入れて湯せん開始してみました。
(湯せん前にスパゲティに吸水させ過ぎないためです)
②塩の量を減らす
→前回はスパゲティ100gあたり塩3g使いましたが、今回は1g(3つまみぐらい)にしました。
今回はダイソーで購入したこちらのポリ袋を使っています。
湯煎調理用の「アイラップ」という商品の方が有名だと思います。
ドラッグストア等に売っています。
今回の実験(太字部分が変更点)
材料(1人前)
スパゲティ(100グラム)
塩(3つまみくらい)*3gから変更
湯(300cc)
スパゲティソース
道具
カセットコンロ
鍋
ザル
湯せんできるポリ袋
湯せん用の水(1~2リットル)
皿
フォークなど穴をあけられるもの
ラップ(お皿に敷く)*加筆
おはしや先の丸いフォーク(食べるとき用)*加筆
保温ポット(水筒でOK)*加筆
手順
①300㏄×人数分のお湯を沸かし、保温ポットに入れておく *加筆
②鍋にザルを入れ、湯煎用のお湯を沸かす
③スパゲティを半分に折り、ポリ袋に入れる
④湯煎用のお湯が沸いたら、③に3つまみの塩、300ccのお湯を入れて、空気をできるだけ抜きつつ、ポリ袋の上の方で結ぶ
⑤鍋にスパゲティ入りポリ袋を入れ、スパゲティの茹で時間+1分茹でる。
(ゆるやかに沸騰している状態で)
⑥ポリ袋ごと取りだす(熱いので注意)
⑦パスタの硬さを確認し、固ければ再加熱する(今回は1分再加熱しました)
⑧ポリ袋にフォークで穴をあけて、余分なゆで汁を流す。
⑨皿にラップをかけ、茹で上がったパスタを盛り、味付けする。
わかったこと
1人分のスパゲティを茹でるために、水は1.5リットル(湯煎用1.2リットル+ポリ袋に入れる湯300㏄)ほど必要でした。
湯煎用の水を繰り返し使えるとしたら、1人分のスパゲティを茹でるための水は300ccで済みます。
この方法だと洗いものが出ません。(おはし、フォークをウエットティッシュで拭くぐらい)
カセットコンロで写真の量の水を沸騰させるまでに10分かかりました。カセットボンベは機種等で違いますが、火力全開で60分ほど使えるようです。
1回目の実験ではポリ袋のままパスタソースを混ぜ、そのまま皿にのせて食べましたが、ちょっと心が寂しくなりました。今回は、お皿にラップを敷き、パスタを盛ってから味付けしました。それだけでずいぶんおいしく感じました。
ステンレスのフォークを使って食べると、お皿に敷いたラップがすぐに破れてしまいました。おはしか、先の丸いフォークで食べた方が安心です。
パスタソースはいつも美味しく食べているものでなければダメですね。今回はちょっと安売りしていたので備蓄用に買ったものを使いましたら残念な味がしました。心が折れているときに食べたら泣きたくなるかもしれません…。
次は「袋入りラーメン」で実験してみようと思います😊