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耳下腺腫瘍 術後2年半

ショコタン(中川翔子)さんがYouTubeで、耳下腺腫瘍の手術をしたことを語っておられたという記事を見て、ふと自分の耳を触りました。

わたしも2年半ほど前に耳下腺腫瘍の手術をしたのですが、なかなか耳周りの感覚が戻リませんでした。

術後2年目ごろまでは気になって気になって、毎日何度も耳を触っていたのですが、そういえば最近触ることがなくなっていました。

ショコタンさんの記事をみて久しぶりに思い出し、耳を触ってみたのです。

そうしたら、感覚が戻ってきているではないですか。
完全ではありませんが、「自分の耳を触っている」と感じることができます。

忘れた頃に回復するものなのかもしれません。

耳下腺腫瘍は手術して摘出しないと悪性か良性かわかりませんし、耳下腺あたりには顔面神経が集まっていますので、手術によって顔面神経麻痺が残る可能性があります。

手術前には、「顔面神経が麻痺したらこんなふうになります」と示したイラスト付きの説明書をもらいます。

わたしはとりあえず、何枚も自撮りしました。
葬儀用の写真がないやん、と思ったからです。
麻痺してからでは遅いよな、と思って😅

入院の前は家族で食事に行きました。
いつもは家族の写真を撮るばかりなのですが、そのときは「撮って、撮って」と息子にせがみ、いい写真を撮ってもらいました。

ありがたいことに手術はうまくいき、腫瘍も良性。いただいた命を大事にしようと思ったものでした。

2年半が経ち、耳周りの麻痺もほとんど回復。回復とともに感謝の気持ちも薄れてきたような気がします。

ショコタンさんのおかげで思い出しました。


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