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【笑恥⑥】大学時代4ー「やっぱり実技は難しい」の巻

赤っ恥の多い生涯を送ってきました(( ´∀` )
せっかくなのでかき捨てた恥を蒸し返して、かわいいコメディアンな自分を笑ってあげようと思います。
今の自分が笑ってあげたら昔の自分も救われるに違いない!

シリーズ笑恥(わらはじ)よろしくお願いします🙏

今回は大学時代の「勉強」の記憶です。

机上の勉強は無難にこなせましたので、書いても面白くありません。
面白いのはやっぱり実技系!


1 柔道の授業

大学でも2回生までは「体育」の授業があり、競技を選択することができました。
私は「バドミントン」を希望したのですが、希望者が多すぎて抽選に外れ、「柔道」に回されました。

柔道の基本は「受け身」から。

「私がやりますので見ていてくださいね。こんな風にやります!」
と元オリンピック選手だったという若い男性の先生が、美しい見本を示してくださいます。

「さあ、みなさんもやってみましょう!こちらに並んで。順番にね。」

みなさん、示された先生の見本どおりに、「受け身」をしていかれます。

私も、後ろにパタンと倒れるだけの「後ろ受け身」はできました。
しかし、「横受け身」とか「前回り受け身」とかということになると、身体をどう動かせばよいのかわかりません。

え~っと、右手が横で?、右足が前?、左手は…どこだ?、左足は…

とあたふたしていると、先生が「かぼちゃさ~ん、こっちにきてくださ~い」と叫ばれました。
先生のところに行くと、「かぼちゃさんはアシスタントをしてください」とおっしゃいます。

先生が全員に説明をされるときに、人形のようになって動かされる係でした。
もちろん、そんな係はありません。

あまりにあたふたし続けている私を見かねた先生が、あわてて作ってくださった係なのでした。

私は、みんなの注目を浴びながら、先生にされるがままでしたが、「可」で通していただけました。ありがとうございました🙇‍♀️

2 書道の授業

書道の授業の思い出は、一度書いたことがあります。

筆遣いがあまりに不器用でしてね😅
先生に「君は筆を置いて墨をすりなさい。書く前に心を開きなさい」というありがたいおことばをいただいたのでした。

「心が縮こまっている感じ、この先生には見えるのかな。すごい先生!」と私は思いました。

ただ、心の持ちようだけでは「不器用」は治らないようです😆

3 教育実習

教育学部でしたので、教育実習は付属中学校で5週間。
付属の生徒さんたちは実習生に慣れていますので、上手に合わせてくれます。
ですから生徒さんへの授業自体は問題なし(たぶん)。
それに、若いというだけで生徒さんはちやほやしてくれます。

ただ、わたしの恥は「指導教員」に対する態度のでかさ!!
これは笑って済ますわけにはいけません!
本当に反省しております🙇‍♀️

毎日「実習日誌」を書いて、指導教員の先生に提出するのですが、私はそこに「学校はやることが多すぎていけない」とか「先生に余裕が必要だ」とかそこに書くべきではない、場違いのことばかり書いていたのでした💦

優しい先生でしたので何もおっしゃいませんでしたが、のちに自分が指導教員の立場になり、あの時のことを思い出すたび、顔から火が噴き出すようでした。

年相応の常識がない、としか言いようがありません。

「年相応の常識がない」といえば、教員採用試験の面接に普段着で行き、面接官に「なぜスーツを着て来なかったのですか?」と質問されてしまった、ということもありました。

あの時はつい「うちが貧乏でスーツを準備できませんでした」と答えました。よくそんなウソが出てきたものです。自分を褒めてやりたい。
…ウソついてごめん、母ちゃん🙇


さあいよいよ教員になるのですが、その前に時代をさかのぼり、生まれてから高校生までの自分を笑ってゆるしてやりたいと思います😊(続く)



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