『人はどう死ぬのか(久坂部 羊 著)』を読んで考えこんだ話
『人はどう死ぬのか』を読んで、考えこんでしまいました。
「誰も書かなかった新しい死に方の教科書」というキャッチコピーがついています。
筆者の久坂部氏は、1955年生まれの小説家・医師。
大阪大学医学部卒業後、阪大附属病院の外科・麻酔科で研修医をされ、その後、大阪国際がんセンターで麻酔科医、神戸掖済会病院で外科医をされていました。
その頃、がんの終末期医療に熱心に取り組んでおられましたが、それは困難を極め、ご本人自身が追い詰められます。
そんなときに医務官の仕事を知り転