「子どもを預けてまで働きたい?」自分に問いかけて選んだ道〈第1話〉
こんにちは。
コトバを磨くと、ビジネスが加速する
アトラクト・ライティングの菊地郁子です。
私が今の働き方を選んだキッカケは、間違えなく子どもの存在が一番大きかったです。
でも、「働くこと」を考え始めてから、ずっと「自分の気持ち」や「自分の得意」と向き合い続けてきたのも事実。
そして、どんな時も「これがやりたい!」という強い気持ちから職を選んできたわけではなくて、限られた選択肢の中からベストを選んできたタイプです。
一方で、その時の感覚も大事にしていて「あ、コレかな」という感覚があれば、すぐに試してみます。
キャリアを振り返ったときにも、そんな「自分らしさ」が見えてきたので、会社員からフリーランスになったストーリーを書き留めていきたいと思います!
キャリアに迷っている方の何かのキッカケになったら嬉しいな。
よかったらお付き合いください^^
●新卒で選んだ会社は「潰しが効く」会社
私は大学を卒業して3つの会社で働き、今はフリーランスで働いています。
「これがやりたい!」という同級生がうらやましいぐらいに、やりたいことが見つからず就職活動が苦痛で仕方なかった大学3年生。
自己分析もままならないから、何が自分にあった職業なのかなんて分からず、学校推薦で会社を決めました。
その時の選択基準は「安定」「潰しが効く」「親が喜ぶ」の3つ。
そこには「自分がやりたい気持ち」はありませんでした。
新卒で入社した会社は銀行。お客様の大切な資産を預かり運用するのだから、厳格な規則があって当たり前。
でも…
私はその厳しいルールに縛られるのが苦痛で仕方なかったのです。ミスできない緊張感からいつもピリピリした異様な空気が流れている職場。そんな雰囲気にいつまで経っても馴染めない私がいました。
そんな中でも唯一楽しかったのが、担当のお客様とのおしゃべり時間!この時間は癒しでしかなかったぐらい良いお客様に恵まれていました(TT)
運用商品を販売することが仕事でしたが、数字を追い求めることにも消極的だったので(あちゃーw)、とにかくお客様と仲良くなることに徹していたのです。
その甲斐あってか?信頼関係を育むことができて、結果として成績も上がっていきました。
お客様と関わることは楽しいけれど、2年経ってもピリピリした職場の雰囲気には馴染めずにいた私。ストレスからか年末には必ず大きなミスをしていて。このまま何年も働くことが想像できない!と思い転職活動をはじめたのです。
●一緒に働く仲間を支えたい!で選んだ2社目
とにかくピリピリした雰囲気が嫌だった私は、職場の雰囲気第一優先で会社を選びました。
というのも、その時に付き合っていた彼(今の夫)がメーカー勤務だったこともあり、話を聞いていると「え?仕事中におしゃべりしていいの?」「なんでそんなに上司や先輩優しいの?」とカルチャーショックを受けていたんです。
会社によってこんなに雰囲気って違うのー!!!!
と思った私は、転職先をメーカーに絞って活動しました。(単純…w)
新卒の時には感じる余裕はなかったのですが、実際にいろんな会社に行ってみると、会社にとって雰囲気が全然違いました。それぞれの会社の文化が根付いているんだな〜と感じながらの転職活動は就活とは違って、楽しかったです。
この時の選択基準は「人」「社内貢献」「得意」の3つでした。
銀行では「お客様」や「気の合う同期」と過ごす時間は楽しかった。でも、自分の能力を活かせている感じもしなかったし、職場の雰囲気が自分の可能性を狭めているとも感じていて。もっと楽しい職場作りに貢献したいと思っていたのです。
そして決まった会社が、老舗メーカーの人事部でした。
●こんなに素敵な会社なのに、満たされないのはなんで?
歴史あるメーカーにご縁をいただき、働き始めると・・・「めっちゃたのしー!!!」「しかも!皆さんすごいいい人ー涙」という最高の環境でした。さらに、そんな素敵方が揃った社内向けの仕事ができるなんて夢のようでした。入社して数ヶ月は…。
会社にも仕事にも慣れてくると、どこかで満たされていない私がいたのです。
社内の人たちをサポートできる仕事がしたかったにも関わらず「もっとダイレクトに貢献したいな…」という眠っていた気持ちが見えてきました。
あ〜前職では、直接お客様とコミュニケーションをとって提案する働き方をしていて、お客様との関係構築に喜びを感じていたんだなーと。
実際に職を変えてみて、はじめて本当の気持ちが見えてきたのです。
でも、本当の気持ちはわかったものの「どんな方法で」ダイレクトに貢献できるのか検討もつかず。
ここから、私の本当にやりたいこと探しの旅が始まりました。
●ヨガが大好き!好きなことを仕事にしたい!
仕事にできたら楽しいかも!そんな気持ちから「ヨガインストラクター」の資格をとったのも2社目の会社で働いている時でした。
その他にも、人生を変えるきっかけになる「コーチング」を学んだり、起業を目指している方が集まるコミュニティに参加したり。
「あ!コレかな?」という感覚を信じて、いろんなことをやってみました。
その中でも、やっぱり、新入社員時代のストレスを軽減させてくれたヨガは大好きで!
週末にホットヨガスタジオでレッスンをやらせていただいたり、友達を集めてレッスンを開催してみたりしていました。もっと知識つけたいなと思って、産前産後ヨガのトレーニングを受けてみたり。
実際にやってみると「楽しい!」という感覚もある。
でも、その楽しさは「会社員」という安定があるからこそ得られる楽しさであり、ヨガ1つで生計を立てていける自信はありませんでした。
そんな風に、平日は会社員、土日はヨガ三昧の毎日を過ごしていた時に、妊娠が判明。
この妊娠が、私のキャリアの大きな転機となったのです。
つづきは次回^^
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「子どもを預けてまで働きたい?」自分に問いかけて選んだ道〈第2話〉
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