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肩の力をぬく方法
Healthy life
〜心と身体の調和を目指して〜
日常生活で「程よく手を抜いて、肩の力を抜いて」とよく言われますが、実際にそれがとても難しいと感じています。肩に力が入っているとき、身体に明らかな緊張がある場合もあれば、心にプレッシャーがかかっている場合もあります。
スポーツの世界では、身体の力みを取ることが競技のパフォーマンスの向上に繋がるとされています。心も身体と同じで、力みを取ることでより軽やかに日常生活を過ごし、リラックスした状態で物事と向き合えると思います。
頭では理解していても実際に肩の力を抜いて過ごすためにはどうすればよいのか、正直疑問でした。そして、いまもその方法を探しています。でも、力を抜く第一歩は、まず肩に力が入っていることに気づくことだと感じています。
あるとき、ふと”虚心坦懐”という言葉が思い浮かびました。
”虚心坦懐”とは、心になんのわだかまりもなく気持ちがさっぱりした状態で、平静に事に臨むことを意味します。(出典:goo辞書)
仕事が成果を出したい、評価されたいと気負ったり、誰かに勝ちたいと思ったとき、普段と同じ仕事内容でも、心には知らず知らずのうちに力みが生じることがあります。私自身、不調を感じつつも、“ここまでやってきたのだから、途中で辞めるわけにはいかない” “私はこんなに頑張っているのになぜ相手に伝わらないのだ”とモヤモヤと不安を感じたり、憤ったりして心の平静を失っていたことに気づきました。
こういったわだかまりは、自分で気づき、対処することが難しく、思考が整理されるまでに時間がかかることもあります。
私の力みは、頑張りすぎた時により強くなると最近になって気づきました。
だからこそ、漠然とした不安が心に広がったとき、ざわざわして落ち着きがない自分になっているときは、”肩に力が入っているなー”と認識して早めに休んだり、好きなことを取り入れるようにしています。それでも力みが取れない時はそこから少し距離を置いて、自分にとことん優しくすることが大切だと思うようになりました。
虚心坦懐の心を持ちながらゆっくりとわだかまりをなくし、心の平静さを取り戻す。そして、そんな自分を受け入れて労わることで、肩の力が少し抜けて、日々を軽やかに過ごせるのだと思います。これを意識することで、自分自身が軽やかに過ごせる居場所が作れると信じています🌿