【過去のわたし】助けを求めることができなかった
こんにちは。
前回の記事で、パニック障害になってしまったということを書きました。
今日はその当時の状況や気持ちを書こうと思います。
読むのが辛いと感じる方はスルーしてくださいね。
私がパニック障害だと診断されたのは今年に入ってしばらくしてからでしたが、実はすごく前から症状があったんです。
それは中学生時代にまでさかのぼります。
(ちなみに私は30代後半なので、ものすごく前です)
集会で体育館に全校生徒が集まったときのこと。
急になんかしんどい…
お腹が痛い?
いや、ゆっくり息も吸えない。
心臓もバクバクしてきた!
こんな状態になりました。
当時、私の旧姓は、五十音順で真ん中あたりだったので、体育館のど真ん中です。
前後左右に三角座りした生徒たちが、びっしり並んで静かに校長先生の話を聞いており、とてもじゃないけど、遠くにいる担任にしんどいと声を上げることも出来なければ、うまく気を紛らわすことも出来ませんでした。
そこで私は、少しでも緊張状態を緩めるために、制服のスカートのファスナーを少しだけ下げたり、必死に違うことを考えて「しんどい」ということから意識を逸らせようとしました。
早くこの時間が終わって!
そう思えば思うほど時間が経つのが遅く感じ、冷や汗をかきながら、長くとても辛い時間を過ごしました。
当時の私は、このことを親や誰かに相談したことはありません。
そして、毎回このような状態になっていたわけではなかったので、そのうちに薄れて、すっかり忘れていました。
その後、しばらく安定した状態で日々を過ごすことができていましたが、再び症状が表れたのです。
それが去年の秋でした。
電車に乗っている最中に、あの心臓バクバクがやってきたのです。
貧血みたいに頭の血がサーッと引くような感覚になり、吐き気もしました。
その時は何とか目的地にたどり着けたのですが、なんか嫌な感じ。
また症状が出てしまったらどうしよう…。
そう思ってしまったのです。
すると、もし症状が出てしまったら…という前提で行動しようとするため
・途中で降りても大丈夫なようにかなり早めに家を出る
・どんなに遠くても各駅停車に乗る
・気を紛らわすグッズ(音楽や動画、本、ゲームなど)を準備する
などと、準備万端で出発するようになりました。
この時の私は、周りに迷惑をかけてはいけないと思い、「しんどい」とか「不安だ」とかいう感情は完全に押し殺して封印していたんです。
自分の問題だから…と、またしても家族や友人に打ち明けることもしなかったです。
しなかったというより、できなかった。
そんな時に知り合いの繋がりから出会った方の一言から状況が少しずつ変わり始めたのです。
つづく
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