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サッカーコーチに伝えたいこと!

どうも、生駒FCの奥田智です!

今回は育成年代の(子どもの)サッカーに関わる大人の皆さん、特にコーチの皆さんにお伝えしたいことについて書かせて頂きたいと思います!


コーチにとって何よりも1番大事なことは『子どもと対等な関係を築くこと』だと感じています!

(サッカーの勉強をしていて、「サッカーとはどのようなスポーツなのか?」を知っていることもとってもとっても重要だという前提の上で。)

サッカーの勉強をしていて、技術や戦術について詳しく“サッカーを上手くさせる”コーチよりも、


子どもの気持ちや背景を理解し、子どもに寄り添い“子どもと対等な関係を築ける”コーチの方が求められていると感じます!



子どもたちは何のためにグランドに来ていて、何のためにサッカーをやっているの?
#サッカーは楽しむもの


いくら上手くなったとしても、サッカーが(コーチのことが)嫌になって辞めてしまっては意味がないというか、夢や目標を達成することも出来ません!


そして、何よりもサッカーは遊びや趣味の一環で、健康な身体を維持するためのスポーツであり、“楽しいから”やっているものです!


練習や試合の後に『今日もサッカー楽しかったなぁ』っていう気持ちでグランドを後にし、家に帰ってからの家族の会話にも笑顔が増えるような活動にしなければいけないと思います‼️


しかし、高圧的な指導や暴言、暴力などが原因でサッカーが嫌いになったり、行きたくないと思ってしまう子がいます!


それを「サッカーは勝負の世界だから」とか「サッカーには競争が必要だ」という理由で責任を子ども自身になすりつけては絶対にいけません!


“なぜ?”そのようなことが起こっているのかを洗い出す必要があります!


大きな原因として【環境】は大きいですが、日本サッカー協会や各都道府県のサッカー協会を動かして【環境】を変えるのはとても難しく、僕たち街クラブに関わる身としては動かせない状況だと思います!


しかし、今の(改善が必要な)【環境】の中でも、関わる大人(特にコーチ)が変わることで、改善が出来ます!



そこで1番大事になるのが、僕たち大人も【子どもと対等な関係であること】だと感じています!
#もっと子どもが尊重される社会へ


チーム分けの方法やトレーニングメニュー、声かけも考えなければいけませんが、何よりも大事なことは【対等な関係性】だと思います!


僕たちは、子どもと大人が【対等な関係性】の中で育ってきていないので、【対等な関係性】ってどういうこと?!


ってなると思います!

でも、そういった思考を持ち、学ぶことが必要です!


もし、同級生や年上の人、目上の人にサッカーを教える場合に、どのような声かけや言葉のチョイスをしますか?


言葉を噛み砕くということも必要ですが、高圧的な指導やデカい態度を取りますか?


子どもだからという理由で、高圧的な指導やデカい態度を取っていませんか?


“子どもたちのために”や“子どもには厳しく言わなければ理解できない”という意見が出てきそうですが、本当にそうでしょうか?!


赤ちゃんがどのように身体を動かし、寝返りやつかまり立ちを覚え、どのように言葉を覚え使いこなすようになっていますか?


本当に教え込み、厳しく指導をする必要はあるのでしょうか?


もちろん、命に関わることや伝えなければいけないことはありますが、特にサッカーの試合や練習で起こることに対して怒ったり厳しくやる必要は本当にありますか?


なぜ子どもたちはグランドに来ていて、なぜサッカーをやっているのか!


子どもたちはどのようなプロセスで成長し自立していくのか!


こういったことを真剣に考え、議論を深めていくことが必要だと思います!


それが“サッカーを上手くさせる”よりも前に考えなければいけない、人生を豊かにし、子どもたちが自立していくために必要なことだと僕は思います!


皆さんと一緒に、子どもたちが心からサッカーを楽しみ、子どもたちが尊重される社会を目指していきたいです!


最後まで読んで頂きありがとうございました✨

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奥田智/楽しいサッカー普及隊長
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