子ども対して「ごめんなさい」を言っていますか?
Hola a todos!!
《子どもに「ありがとう」と「ごめんない」を言えるようになってほしい》
そう考える親御さんはたくさんいらっしゃると思います!
「ありがとう」と「ごめんなさい」は、人間関係を作る上で非常に大切な言葉だと思います!
どうすれば“その言葉を適切に使える子に育てる”ことができるのでしょうか?
1つの例として、友達とのケンカの際に「ごめんなさい」を無理やり言わせるようなことがあると思います!
#とりあえず謝って解決する
しかし、“無理やり言わせる”ことと“素直に言える”ように育てることは少し違うと思います!
大事な事は、素直に(自然と)言葉に出来るようになることです!
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赤ちゃんや子どもは、周囲の大人が使う言葉を聞いて、真似をして、少しずつ言葉を覚えていきます!
そして、覚えた言葉を、どのような場面で、どのように使うかということも、大人の使い方を聞いて学ぶのです!
子どもは言葉の学習の真っ最中なのです!
そこで子どもにとって最も重要なのは、家庭での普段の会話です!
*身近な人の言葉です
お父さんとお母さんは「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直に使えていますか?
もしかすると「ありがとう」は言っているかもしれませんが、「ごめんなさい」が少ない家庭は多いのではないでしょうか?
大人が子どもに謝ることはありますか?
もしかしたら家の中で「ごめんなさい」を口にしているのは、子どもだけかもしれません!
そうすると、謝ることに抵抗や屈辱を感じているのかもしれません!
『子どものしつけは、厳しいほど効果がある』
と思っている方は少なくありません!
それはおそらく、その人が育ってきた家庭の文化のでしょう!
それを一概に悪いと言うつもりはないですが、子どもの精神科医の仕事をして多くの子どもたちを見ていると、【厳しくすればいい子に育つ】とは思えません!
逆に、優しくされすぎて、問題行動が出た後見た事はありません!
しつけのキーワードとして大切にしたいことは、
①穏やかに
②繰り返して聞かせて
③出来るようになるまでゆっくり待ってあげる
という3つです!
中でも《できるようになるまで待つ》事はとても重要です!
【「ごめんなさい」が言えないと遊べないよ】と脅すのではなく、【ごめんなさいを言えるようになるといいね】というような姿勢で待ってあげることが重要です!
4歳になったら、5歳になったら、言えるようになるかな、というような姿勢で待つことです!
早くできることが良いわけではありません!
遅いから悪いわけでもない!
ゆっくりと、その子の内側で、気が熟すのを待つのです!
果物と同じように、熟すまでじっくりと待つことで、おいしく育つのです!
『子どものしつけは、厳しいほど効果がある』
と思うのは、即効性があるため効果があるように見えますが、、、
子どもの中では「怒られないために求められた行動をやる」だけで、『なぜ?』を理解しているわけではないし、自分で考えて行動が出来るようになっているわけではありません!
そして“厳しく言ってくれる人”がいなくなると、行動が出来なくなります!
今すぐに、今日、明日に出来るようになるのではなく、1年後に、2年後には出来るようになっていれば良いというスタンスで子どもと関わることが出来るかどうかはとても大切なポイントだと思います!
そうすることで、子どもはもちろんですが、伝える側の親(大人)の気持ちもとっても楽になると思います♪
子どもは自分たち親の(身近な大人の)真似から学ぶことを意識し、子どもと一緒に成長していきましょう!!
#子は親の鏡
それでは、Hasta luego!!