”私だけが幸せになってはいけない”頑なすぎる小さな自分

NYKOーEN島根開催後

呆れるくらい思い込みの激しい小さな自分が出て来た

こんな自分がいたなんて！！！
って、本当に呆れて落胆しまくる

もう、父も亡くなったので
終わったことにしていたある出来事が思い出された


父に騙されたこと

私の両親は私が小学生になって少し経つと離婚した

それまでは母は東京で1人暮らし
私と兄は父と一緒に３人で大阪で暮らしていた

もともと大阪のど真ん中に住んでいたが
母が家を出てから、祖父母の家の近くへと引っ越しした
今までいたところに比べて田舎だったし
父は遠くまで通勤を余儀なくされた


私たちがまだ小さかったから
祖父母の近くの方が安心だったのだろう


離婚が決まり、祖父母のとこで家族会議が開かれ

私と兄は父と母のどちらに行くのか
決めるように皆の前で言われた


兄はすでに父と住むことに決めていたようで
私は、どちらか選べと言われても決めようがなかった


それでも、兄が父と住むのであれば
母が1人になってしまうと思い
私は母と暮らすことにした


父は実家のある島根へ帰ることにし
母は私を連れて東京で暮らすことになる


母は私と住むことを考えて
小さなアパートから学校の近くにマンションを借りてくれた
母を独り占め出来たし
新しいお友達も出来て
東京の暮らしは楽しかった

母には恋人がいて
私はその人にも可愛がってもらって
いろんなところへ連れて行ってもらった

そんな楽しい生活が始まってから
夏休みが来て

父と兄のいる離島へと遊びに行った

久しぶりに３人での生活と
船で行く海に囲まれた島で
海で潜ったり、魚を釣ったりして遊んだ
楽しかった夏休みも終わり


帰る前日になって
母に電話をしていた時

父がすごい顔で睨みながら
「東京には帰らないと言え」と言って来た

普段温厚で怒らない父の顔と
その言葉に驚いたが
怖くて従ってしまった

そこから、私は東京に戻ることなく
その離島にある学校に転校することになった


都会から田舎へ
大人数のクラスから幼馴染で少人数のクラスへ

なかなか馴染めない

そして
父に言われてきたこと
母を騙してしまったこと

その時にはそのことを誰かに話すことも出来ず
それを小さくて自分で認識することも出来なかったから


何事も無かったことにして暮らすしかなかったのだと思う


父に騙されたこととか
母を騙してしまったことを
認識したのは、ここ数年のことで

父に腹を立てていた事とか
母に謝りたかった事とか
そういう自分がいることに大きくなるまで気づかなかった




その時の小さな自分がふと出て来た

あのまま、母と東京にいたら幸せだったのに
父があんなこと言わなければ、幸せだったのに

と思っていたから
離島での暮らしは辛かったんだ


そんな記憶の中

「私だけが幸せになってはいけない」
という声が聴こえて来た

だからかー！！！！

って、小さな自分に落胆していた


私は東京で幸せだったから

私だけが幸せでいいのか？
という罪悪感を持ちながら生きていたのだ

そして
「私だけが幸せになってはいけない」というのが発動して
東京に戻らせない現実が起きていた

根本には父を助けないといけないも入っている



そんな願いは叶わなくてもいいのにーーー！！
それが分かって本当にがっかりした


でもね、そう思ったんだから仕方ない

お父さんもお兄ちゃんも可哀想だと思っていたから
お母さんも可哀想だし
私が守らないといけないって
謎の決断が入っていたから



ただ、ただ健気だったんです

でも、分かって良かった
そう思っていたんだね
もう、幸せになっていいんだよ

私だけが幸せになっていいんだよ

いいんだよ

大丈夫だよ


こんなに頑なな小さな自分と会話しながら
あんまり健気で泣けてきた


頑張って来たね
長いこと


もう幸せになってもいいよ





お金のトラウマだけでも80個あって
小さな自分を癒やし続けてきた

こんな私のように
なんだかよく分からないけど
上手くいかない
幸せになったと思ったら
なんかトラブルが起こる
お金がなくなる


そんな人がいたら
小さな自分と対話してみませんか？

健気すぎて愛おしくなりますw


ありのままの自分で幸せで豊かになる！


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