\会話形式で学ぶ/はがきの広告活用法!
こんにちは!
今日は、クライアントさまの「はがきで広告宣伝をしてみたい」というニーズに、私「いっこく」が答える形で、はがきの魅力や活用法についてお話ししていきます。
ぜひ、最後までお楽しみください!
クライアント:いっこくさん、はがきで広告宣伝をすることに興味があります。
まずは、はがきの基本的な種類とその特徴について教えていただけますか?
いっこく:承知しました。
はがきにはさまざまな種類があって、それぞれ特徴が異なります。
郵便料金も違うので、その点も合わせて説明しますね。
はがきは正式には第二種郵便物と呼ばれます。
送料込みのはがきを「官製はがき」、送料分の切手を貼って投函するはがきを「私製はがき」といいます。
普通はがき:
特徴:最も一般的なはがきで、挨拶や短いメッセージを送るのに適しています。
郵便料金:63円(国内)
年賀はがき:
特徴:年末年始に利用する年賀状です。新年の挨拶を手書きで送る習慣は、今も根強く残っています。
郵便料金:63円(国内)
絵はがき:
特徴:美しい風景や芸術作品が印刷されたはがきです。
観光地でよく見かけるお土産として人気があります。郵便料金:63円(国内)
私製はがき:
特徴:自分でデザインして作るはがきです。
特別なメッセージやオリジナルのデザインを送りたいときに使います。郵便料金:63円(国内)
官製はがき:
特徴:日本郵便が発行するはがきで、切手が最初から印刷されています。
また、「はがきタウン」というサービスを利用すれば、宛名を書かなくても特定の地域にまとめて配達することができます。郵便料金:63円(国内)
大型はがき:
特徴:サイズが120mm×235mmと大きく、より多くの情報を記載できます。
ビジネス用途や特別なメッセージを送るのに適しています。郵便料金:94円(国内)
圧着はがき:
特徴:紙を折りたたんで圧着することで、プライバシーを保護しながらメッセージを送れます。
開封する楽しみがあり、ダイレクトメールや個人情報を含む案内に利用されます。郵便料金:63円(通常サイズ)、94円(大型サイズ)
クライアント:あらためてお聞きすると「はがき」には、いろいろな種類があるんですね。
それぞれの印刷費用はどれくらいかかるんですか?
いっこく:ネット印刷で200枚のはがきを印刷する場合のおおよその価格を見てみましょう。
官製はがき:
内容:宛名面1色モノクロ印刷、裏4色カラー印刷
価格:18,000円〜30,000円
官製はがきは、あらかじめ日本郵便の切手が印刷されているため、追加の送料がかかりません。
私製はがき:
内容:両面4色カラー印刷、用紙はマット紙180kg
価格:2,600円〜3,800円
私製はがきの場合、送料として63円の切手を貼る必要があります。
大型はがき:
内容:両面4色カラー印刷、用紙はマット紙180kg、サイズは120mm×235mm
価格:6,000円〜15,000円
大型はがきはサイズが大きいため、印刷コストもやや高くなります。また、送料として94円の切手を貼る必要があります。
圧着はがき:
内容:両面カラー印刷のみ、UV圧着はがきV折、マット紙110kg
価格:9,000円〜25,000円
圧着はがきは特殊な加工が必要なため、他のはがきよりも印刷コストが高くなります。また、送料として63円(通常サイズ)、94円(大型サイズ)の切手を貼る必要があります。
ネット印刷は出荷日まで余裕をもたせて注文するとお得です。
また、時期によってキャンペーンなどの割引があるのでうまく利用するとさらにお得です。
クライアント:広告宣伝に向くはがきとしては、どれが最適ですか?
いっこく:広告宣伝には、「大型はがき」、「圧着はがき」、
そしてスタンダードな「私製はがき」が特に向いています。
大型はがき:
大型はがきはサイズが大きいため、より多くの情報や目を引くデザインを盛り込めます。
イベント案内やセール情報、商品紹介など、インパクトのある広告を送りたいときに効果的です。
また、郵便料金が比較的安価で、コストパフォーマンスが高い点も魅力です。
圧着はがき:
圧着はがきはプライバシーを保護しながら多くの情報を伝えることができ、ダイレクトメールに最適です。
開封する楽しみがあり、顧客の興味を引きやすいのが特徴です。
個人情報を含む案内やキャンペーンの詳細を確実に届けたいときに便利です。
私製はがき:
スタンダードな私製はがきは、コストを抑えつつも自由にデザインをカスタマイズできる点が魅力です。
広告内容やデザインに応じて効果的にメッセージを伝えられます。
短期間でのキャンペーンや特定のターゲット層へのアプローチに適しています。
クライアント:具体的にはがきをどのように広告宣伝に活用できますか?
いっこく:いくつかの具体的な活用方法を紹介します。
イベント案内:
大型はがきは、イベントやセミナーの案内に最適です。
大きなスペースを利用して、日時や場所、プログラム内容を詳細に記載できます。
セール情報:
圧着はがきは、プライバシーを保護しながらセール情報を届けるのに適しています。
開封する楽しみがあるため、顧客の興味を引きやすく、効果的に訴求できます。
商品紹介:
大型はがきは、商品やサービスの詳細な紹介に適しています。
高品質な画像やデザインを利用して、視覚的に魅力的な広告を作成できます。
キャンペーン案内:
圧着はがきは、キャンペーンや特別オファーの詳細を届けるのに最適です。
開封すると詳細が見られるため、受け取った人の関心を引くことができます。
一般的な広告:
私製はがきは、コストを抑えつつも多くの情報を伝えるのに適しています。
自由度の高いデザインで、広告内容に応じたカスタマイズが可能です。
クライアント:なるほど、具体的な活用方法がイメージしやすくなりました。効果的なはがき広告を作成するためのコツはありますか?
いっこく:もちろんです。いくつかのポイントを押さえると効果的なはがき広告を作成できます。
シンプルで明確なメッセージ:
伝えたいメッセージをシンプルに、明確に記載します。
受け取った人が一目で理解できるようにすることが重要です。
視覚的な魅力:
高品質な画像やデザインを使用して、視覚的に魅力的なはがきを作成します。
色使いやレイアウトにも工夫を凝らしましょう。
コール・トゥ・アクション(CTA):
明確な行動を促すメッセージを含めます。
例えば、「今すぐ申し込む」「詳細はこちら」など、具体的なアクションを促す言葉を使用します。
個人化:
受け取った人に対してパーソナライズされたメッセージを記載します。
名前や過去の購入履歴などを活用すると効果的です。
クライアント:なるほど、私も効果的なはがき広告が作りたいです。
いっこく:はがきの魅力を再発見してもらうために、こんなエピソードも聞いてください。
例えば、日本の年賀状文化は海外からも興味深く見られていて、手書きの年賀状を大量に送る習慣は日本独特のものなんだそうです。
さらに、最近ではスマートフォンアプリを使ってデジタルはがきを送ることもできるようになっていて、写真を取り込み、メッセージを入力して送るだけで、郵便局から相手に届けられるという便利なサービスもあります。
クライアント:それは面白いですね!
いっこく:はがきは、手軽にメッセージを伝えることができる一方で、温かみが感じられる貴重なコミュニケーションツールです。
デジタル化が進む現代においても、その価値は変わることなく、多くの人々に愛されています。
広告宣伝の手段としても効果的であり、大型はがきや圧着はがきを活用することで、より多くの情報を効果的に伝えることができます。
クライアント:次回、何かを伝えたいときには、ぜひはがきを使ってみます。温かい気持ちが相手に伝わること間違いなしですね。
いっこく:その通りです。この記事が、はがきの魅力を再発見するきっかけになれば嬉しいです。何か質問があれば、いつでも聞いてくださいね。ありがとうございました!
この記事が、はがきの魅力を再発見するきっかけになれば嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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Illustration by ソコスト