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感情の昂りが抑えられない開幕戦 3/31 巨人戦@東京ドーム

 2023年シーズン、ドラゴンズの開幕は岡林勇希の三塁打から始まった。現地は割れんばかりの歓声。血管がはち切れそうになるぐらいだった。

 今思えば、2番・大島洋平がサクッと先制打を放った時、早くもイケるぞと思った自分の軽率さを呪いたい。

 開幕投手に指名された小笠原慎之介は、ランナーを出しながらも粘りのピッチングを続ける。平常心を保つのが苦しくて、ビールを何杯もおかわり。3回終了、たった1時間15分で酔っ払いの完成である。

 塁上を賑わせてもホームを踏めないのは去年も同じ。イニングが深くなるにつれて、僅かなリードも感じさせてくれない展開。ギリギリの命綱を破られたのは8回2死。小笠原の145球目、カウント2ナッシングから中田翔に逆転打を喰らう。

 なぜ、カウントに余裕があるのに、インコースに構える?続投も含めて憤りしか感じられなかった。ジャリエルの亡命による影響を感じざるを得ない。

 その後再逆転を果たし、開幕戦勝利を果たしたドラゴンズ。高松渡のヘッドスライディング、高橋周平の決勝打は泣けた。なんなら、ライデル・マルティネスの無双ぶりが一番泣けた。

 勝ったからこそ、課題を直視できる。先発を引っ張り過ぎないためにはどうするのか。あと1点をもぎ取るために何をすればいいのか。ジャリエルに代わる外国人補強はできるのかーー。

 躁鬱状態を繰り返した現地観戦帰り。期待と不安を内包して、最終電車で冷静になりたいと思いながら執筆。

三塁側内野席より。初回と9回表のドラゴンズファンの声援は震えました。声出し応援は激りますね

 

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