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読書感想文の文字数を埋める為のnote

やる気がない学生さん向けです。原稿用紙2枚(多分)埋めるのだる…何も浮かばん…といった方へ届け。
大人はそうそう読書感想文書かないからね…。

ですが、読んだ小説(漫画絵本などなど)について振り返る時役立つと思います!読書メモを取ってる方もいらっしゃると思うので参考にしたいなーと思える所があれば幸いです。

ただ、軽く書いていこうと思っていたら最終的にとても真剣に書いてしまったので、しんどく感じたら離脱してくださいね。


持論・感想文とは

感想文は「自分はこう思った」「主人公はこうしたが、自分ならこうする」「自分が解釈した、筆者の伝えたかったことはこうだと思う」
俺は俺は俺は…といったように自我を出していくものだと思っています。

仮に感想文を書いたとしたらこんな感じ!という例を記事に記載していこうと思います。
題材は「ごんぎつね」優しくも悲しい文学です。

どういう話だっけ?という方はこちらからご覧ください。


ポイント1 読んでいて思ったことを書く

ごんってさ、うなぎを盗んだことや、売ってたいわしをあげたら兵十が酷い目にあったのを見て、悪いことをしたってちゃんと学んでいってんの凄くない?それから栗を毎日持ってってんの?偉(えら)じゃん…
↓変換
自分の過ちを反省し、兵十の為に毎日栗を届けるごんがとても健気だ。

おいなんで兵十銃を取り出した?なんでそこまでする?なんでや…わたしはハピエンが見たかったんや…
↓変換
兵十が銃を持ち出しさえしなければ、栗を贈る神さまの正体を知った兵十とごんが仲良く暮らすことも出来たんじゃないかと想像した。

ポイント2 作品の出来事を自分の体験に絡める

(例)
私が兵十の立場であれば、いたずらをするだけのごんを、ようしと思い立って撃つことは出来ない。背景を知っているからこそただの軽い命には思えなかった。
昔は野生動物を食料として、害獣として銃で撃つのが当たり前だったのかもしれない。
だが、現代の私たちは野生動物によって命の危機を感じることはそうそうない。だからこそ動物園で見るような可愛らしい姿のきつねしか浮かばない。殺されるのは可哀想だと思ってしまうのだ。

書いてて重い話になってきました。
どんどん重くなります。気をつけて。

ポイント3 筆者はなにを伝えたかったのか自分なりの解釈を書く、話が終わった後の想像も

ラストシーン中心に追求した解釈、全体の流れを読んだうえでの解釈など様々だと思います。

解釈1
相手に献身しても思うように報われないことがある。自分がやりたいからと相手のことを考えず行動した結果だ。
(ラストはごんが滅茶苦茶可哀想なんだけど、ごんがもし人間だったとしたら、してきた行動全部ヴーンとなった結果、こう書きました。かわいい動物がしたことだから…みたいな思い込みがあるんじゃないかな。でも動物と人間だと意思疎通出来ないからこういった形になったのかも…とかなんとか。このあたりの思考もちゃんと文章にしたらもっと文字数が稼げると思います)

解釈2
思いついたままに行動することで失うものがある。(ごん→うなぎを盗んで兵十を落胆させた、兵十→ごんを撃つ)

解釈3
ごんの死は兵十の心に訴えかけるなにかを残したのではないか

解釈3に関連して、
兵十は自分を思ってここまでしてくれたごんを撃ってしまった。ごんのしたことについて考えながら生きていくのではないか

兵十は後悔のような後ろめたい気持ちを抱えながら生きていくのではないか

こういった風に話が終わったあとの未来の展開を考えてもいいと思います。

ごんは栗を届けていたのは自分だと知ってもらえて報われたのかもしれない、という想像も出来ます。報われていたらいいですよね。

まとめ

軽くまとめようとしたら、真剣にまとめることになりました。
大体こんなこと(ポイント1〜3)を書こうとは思っていましたが、こんなまとめ方になるなんて…

軽く読んでもらえたなら嬉しいです。

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