はじめての古美術鑑賞―漆と装飾と技法―
こんにちは!
今日は、先日行った根津美術館の展示「はじめての古美術鑑賞」の話をしたいと思います!
根津美術館では、以前にも同じタイトルの展示が開かれいて、この展覧会はシリーズで、結構おなじみのものだったりするのかなあと思いました!
過去の展示
↓↓
はじめての古美術鑑賞 -紙の装飾-
はじめての古美術鑑賞 ―絵画の技法と表現―
こんなふうにはじめて美術館にいく人も行きやすい展示って有り難いですよね!
あんまり難しそうじゃないし、テーマがしぼられてるから理解しやすそうで、うれしいです!
今回は、「漆と装飾と技法」ということで、上の写真でもわかるように、今回の展示のメインは、「漆器(しっき)」です!
漆器・・・木や紙などに漆(うるし)を塗り重ねて作る工芸品のこと。
漆器は、お味噌汁のお椀とかをイメージするとわかりやすいのかな…??
漆(うるし)は、古代から人々の生活の道具に使われていました。奈良時代に中国から美しい装飾のされた漆器が紹介されると、日本では金粉で飾られた漆器が作られるようになったんだって!
これを蒔絵(まきえ)っていいます!
こんなのが蒔絵です。
好きな日本美術はいろいろあるけど、なかでも蒔絵の箱はめちゃめちゃ好きです!!
金色はとってもきれいだし、貝が使われている虹色に輝いて見える螺鈿(らでん)が最高です!ほんと大好き!!
まず、「この蒔絵ってどうやって作ってるの?」って思うのですが・・・漆を塗った器に、漆が乾かないうちに金粉を散りばめたり、画を描いたりするですよね!
「なんで漆で金粉がくっつくの?」と思うかもしれませんが、漆は接着剤として使われるくらい接着力があるんですって!そのくっつく力を使った装飾なんですね。
蒔絵や展示について、詳しくはこちらも参考にしてね!
今回の展示は、蒔絵について、知らなかった技法の名前や種類などを知ることができて楽しかったです。
「どれどれ、この箱にはどんな技法が使われいるんだ…?」と勝手にクイズ形式で見てくのも面白かったです(笑)うろ覚えな技法は、前の展示品に戻ってみたりして…。ひとつの展覧会で完結して学べるとてもいい機会でした!来年もあったら行きたいなっ!
今回の展示のお気に入り!!
次回の展覧会は2018年9月1日(土)~10月8日(日)
「禅僧の交流 墨蹟と水墨画を楽しむ」
これも行くー!!!!
この記事を読んでくださり、ありがとうございます!サポートは、これからの勉強代にさせていただいています。