琉球の茶の湯を探して「沖縄茶の湯年表」
沖縄の茶の湯に関する年表です。
今後加筆修正して充実させていきます。
沖縄茶の湯年表
グスク時代 天目茶碗やその他茶道具の出土(使用目的か貿易目的かは注意)
正長二年(1429)尚巴志による三山統一。琉球王国成立。
文明二年(1470)尚円王即位。第二尚氏王統開始。
天文三年(1534)冊封使・陳侃による天界寺・円覚寺での茶礼の記事。『使琉球録』「使事紀略」
慶長五年(1600)堺出身の茶人、喜安蕃元が来琉。七代尚寧王に仕え御茶道職になる。『球陽』付巻1、尚寧王12年2月24日
慶長十四年(1609)薩摩による琉球侵攻。喜安、江戸に連行される尚寧王に同行。片桐且元・貞隆兄弟と対面。『喜安日記』
元和七年(1622)秋 尚豊王(佐敷王子)が紫巾官・夏徳宣に命じて崎山の南に茶亭一座を建てさせる。中山陪臣真常『茶亭記』
寛永四年(1627)鹿児島から茶樹の移入。漢那村で茶葉の生産が始まる
寛文七年(1667)4月23日 摂政・羽地朝秀(向象賢)による仕置(羽地仕置)で茶の湯や立花が奨励される。
延宝五年(1677)尚貞王によって崎山に御茶屋御殿が創建される『御茶屋御殿諸芸づくし』
天和二年(1682)壺屋焼始まる
元禄十三年(1700)識名盛命(毛起龍)鹿児島の琉球館に滞在中、薩摩藩士村田氏の茶会に招かれる
正徳三年(1713)尚敬王即位。ブクブク茶最古の記録。
明治十二年(1879)琉球処分
松屋御殿。尚順王子『松屋御殿物語』
昭和二十年(1945)終戦
昭和四十七年(1972)日本復帰
裏千家家元・鵬雲斎が沖縄訪問
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