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新米防災士です。

一年前までの私は忙しい、を言い訳に防災なんてそっちのけ。飲料水の備蓄すらしていない、防災ど素人だったんですが、昨年資格をとって新米防災士となり、防災ショップを開店するまでに。


1.防災リュックを買ってみたけど

防災の世界を知ることになったのは、異常気象による災害が増えていた中、何もしていない自分に気づいて、
「なんか用意しておいた方がいいよね」
と防災リュックを購入したことがきっかけでした。

 ”◯点入りの一人分セット”と、いう商品を選びました。

手に入れて、中身を見てみると・・・。
・カッパ
・アルミブランケット
・乾電池
うーん?これっていつどういう風に使うんだろう?
など様々な疑問が浮かびました。

別に購入した防災ポーチの中に入っていた除菌シートは、5年保存できる製品でしたが、「半分近く経過」していました。

そこで色々調べてみたら、防災にもさまざまな商品が存在し、防災グッズや備蓄の役割とは何か、をきちんと考えるきっかけになり防災の奥深さを知りました。


2.オンラインショップ開店

そこから、あらゆる防災グッズを買い集めました。
(いくら使ったのやら。。)
実際に試しながら、しばらく防災グッズでの生活を続けていました。

しっかりと考えられているものもあれば、最低限の機能すら果たしていない商品もたくさんありました・・・。

展示会にもよく行き、いろいろな商品を知りましたが、防災についてもっと学ばないと、本当に必要なものがわからないと思い、防災士や災害備蓄管理士の資格も取りました。

そういった活動を続けるうちに、
「自分が欲しい商品がない」
「安心して生活し、いざという時にちゃんと使える商品を皆さんに届けたい」
という思いが強くなりました。

そして、女性防災士の防災ショップikkakeは、2023年11月7日に開店しました。


3.国産商品への想い

基本使われない防災グッズは、使用感などがわかりにくく、何がいいのか?どれだけあればいいのか、選定が難しいと思います。

多数試した携帯トイレも、中にはペラペラのビニール袋だったり、凝固剤の着色料が外装に付着していて、使用時に手に付いたり。。色々ありました。

ikkakeでは、国産商品かつ、実際に試して良いと思えた商品だけを扱うことにこだわりました。
防災グッズを実際に使う場面は、心身ともに疲れ切っているかもしれません。そんな状況で使い方がわかりにくい、とか肝心な時に使い物にならないようじゃ意味がないですからね。
防災備蓄は大事な生命線です。


4.トイレ備蓄の重要性

トイレの備蓄してますか?
あまり知られていないんですが、災害や停電でもっとも困るのは、「トイレ」

トイレって必ず行くし、我慢が絶対にできない。それに代替えがしにくいです。食料品は備蓄したり、ローリングストックするのに、なぜか出ていく方のトイレは備蓄されない。
実際私も、停電になるとトイレが使えなくなることを知らないし、トイレの備蓄などしていませんでした。。

災害用トイレの備蓄率は、全国でわずか22%

*2023年日本トイレ協会調査
出典:(一社)日本トイレ協会 災害・仮設トイレ研究会

なかなか排泄の話はしにくい、恥ずかしい、ということもあるのかもしれませんね。。

この現状を知り、防災の中でも特にトイレを中心に販売して災害用トイレの重要性を広めたい!と考えました。


5.新米防災士とカンタン防災

お客様とSNSなどでお話をすると、
「防災はよくわからない」
「めんどくさい」
「やらなきゃとは思いつつ、後回しになってます」

といったお話をよく聞きます。
私も一年前まで同じような状況だったのでその気持ちがよーーーーくわかります。

防災士などと言ってもまだまだ新米で修行の身です。新米だからこそ思う、
・カンタンにできること
・わかりやすい言葉
・女性目線の防災
、にフォーカスして情報をお届けしながら、一緒に伴走していきたいと思います。

今後のnote更新や、ikkakeの最新情報にもぜひご注目くださいね♪

【女性防災士の防災ショップ ikkake 】


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