公募情報からブラックを見抜けるか?!その2
こんにちは。一介の研究者です。
以前、「公募情報からブラックを見抜けるか?!」https://note.com/ikkainokenkyusha/n/n7a2892534bdd
という記事を書かせていただきました。
何人かの方に「スキ」というものをいただき、感謝いたします。
うれしいもんですね。
というわけで、調子に乗って第二弾を書いてみようと思います。
前回よりも、もう少し細かいところで僕がチェックしていることをお伝えします。
仕事内容・職務内容
前回は、ブラック臭のする大学の公募では、「明確な職務内容が書かれない」と書きました。これに関連しますが、担当すると書いてある科目数がめちゃくちゃ多い場合はわかりやすく要注意です。
「●●論」、「●●論」、「●●演習Ⅰ」、「●●演習Ⅱ」、「●●演習Ⅲ」、「基礎ゼミナールⅠ」、「基礎ゼミナールⅡ」、「ゼミナールⅠ」、「ゼミナールⅡ」をご担当いただく予定です。大学院科目「●●」を担当する可能性があります。その他、入試業務、学科運営に必要な委員会・係等に従事できること。
みたいな感じです。友人からやばい!と聞いた大学の公募には、公募情報の時点で12コマ+大学院1コマの明確な記載に加え、前回、指摘した「等」を含む学務も書かれていました。
たいていの場合、入職してから、「君、こんなことも研究してるのだね。この科目で2コマ話してよ。」とか、「演習やグループワークまわすの得意そうだから、初年次教育も担当に入ってよ」、といった形で、入ってからもいくつか担当科目が増えたりします。
ですので、公募の時点で記載のある科目以上の科目を担当することになる未来が多いのです。
公募に書いてある担当科目が多い=もともと少ない人数で多くの科目をまわしている、ということですので、そういうところであれば、担当科目がさらに増えていく未来が容易に想像できます。
担当科目数が多い公募には気をつけろ!です。公募情報での目立ち度
僕はほぼ毎日、公募情報サイトを確認します。毎日確認すると、気づくことがあります。
「あれ、この大学のまったく同じ公募みたことあるな」
「この大学、よく見るな」
ひどいと数か月に1回とか、定期的に同じ公募が出されつづけるということもありました。よく公募情報でお見かけする大学はブラック度が高い可能性ありです。
ただ、これは定期的に公募情報を見ていないとわからないものです。ですので、いつかは転職をと考えている研究者の方は、毎日とは言いませんが、数か月に1回くらいは公募情報をチェックされることをおすすめします。またでてるな~と感づいたら、その大学には何か「闇」があるかもしれません。怖いですね~。
その2どうでしたでしょうか。
その3もあるかも?!
また、毎日情報チェックをしながら、考えます。
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