自分の半径2mが写ルンです
いつぶりだろう?写ルンですを買った。自分の好きなことを仕事として、暮らせている身分で失礼かもしれないが「写真を撮りたい!」という衝動が薄れてきている。そう感じているのだ。
ベテランという程キャリアや経歴があるわけでもないが、ルーティンワーク化してしまって、どこか刺激が足りないというか、、そんな時に今現在、開催されている蜷川実花さんの個展『東京 TOKYO』の動画をYouTubeで見つけた。以下、動画概要欄からの引用です。
2020年6月、写真集『東京 TOKYO』の刊行を記念して個展を開催。
「いつか、東京ときっちり向き合って写真を撮らなくてはいけない」と思いながらも手を出せずにいた蜷川実花。「2年前、ふとそのタイミングが来た気がした」と“写ルンです”を常に持ち歩き、自身の東京での日常を撮り続けた作品です。この2年で撮影した写ルンですは260本にのぼり、その中から500点以上の写真、映像作品を展示しています。
写真家としての技術や、機材の設定も一切効かない。自分の半径2,3メートルの距離までしかフラッシュも届かなく、その距離まで近付かないと撮れないとも話していた。
おそらく誰もが想像できると思うが、撮る側と撮られる側のどちらの立場でも、半径2,3メートルまで近付いて撮影するということは、時間とお互いの関係性もそれなりの重要。フラッシュ以外、何も設定できないカメラを使う制限があることで、この人にしか撮れない瞬間があるのだと感じた。
昨日買ったばかりでまだこれからだけど、写ルンですだけで完結する撮影があっても楽しそうだなぁ!と。とにかく現像と、その写真を投稿するのが今の楽しみです!
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