「正しさはもろい」
このフレーズは『超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室』の中に出てきた言葉。
育児の中でも、「正しさ」はどんどん更新される。抱っこし過ぎは抱っこ癖が付くから、抱っこし過ぎは良くない。こんな多くの人が耳にすることに始まり、一昔は生卵を離乳食に食べさせていたとか、歯磨きはしていなかったとか、、、個人的に「えっ!うっそ!聞いてるのと違う!」と驚くことがある。「正しい」と理解していたことが、ただの私の「正しさ」の認識であることに気付く瞬間。
皆さんは「努力」という言葉をどう認識しているだろうか??どんなイメージを持っているのだろうか??
つい、最近まで、いつでも険しい道を選ぶことであり、苦しいけど、忍耐し、歯を食いしばりながら頑張ること、そんな風に認識していた。それが「努力」という言葉の「正しい」理解だと信じ込んでいた。そう信じることで、いつも頑張っている私であり、いつも真剣な私であり、いつも努力している私であることを保っていたのであろうと思う。
でも、どうやら違うらしい。私の「正しい」と思っていたものはぶち壊され、更新されたのだ。正しさは本当はもろいものだ。
ただ、頑なに「正しい」と信じているだけのものだ。正しさを手放した瞬間、私たちは唯一自由になれるはず。
自分がこれは自分の価値観だ、信念だ、どうしても曲げられないものだ、というものがただの「正しさ」であるかもしれない、という「正しさ」のもろさを知れば、他人の「正しさ」にかみつく必要も、感情的になることもないように思う。
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なかなか変われない…それって自分自身のせいじゃなくて、捉え方を変えたら今から変われるもの。そんな言葉を文章で伝えたい。最後はやっぱり自分と向き合い切るかにたどり着くから、その強さを持つ人になりたい。