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「いきてゆくフェス2022」インタビュー第二弾!

ZOOMで取材:平野さん

「いきてゆくフェス2022」は、大阪府豊中市と豊中市介護保険事業者連絡会の共催で約20年続くイベントです。昨年から大きくリニューアルし、今回初めてオンライン形式ではなく子どもから高齢者まで参加・交流しながら福祉と介護に触れたり学んだりできる場として開催いたします!
このnoteでは、イベントの運営メンバーとして活躍されている方々を紹介していきます。今回インタビューしたのは、北海道出身の大学生、平野さん。去年に続いて2回目の参加で、「おばあBAR」の企画を担当されています。

【いきてゆくフェスについて】

去年のいきてゆくウィークACPチームMTG

<1.参加したきっかけはなんですか?>
昨年、中心メンバーの方に声を掛けていただいて参加しました。今回の参加を決めたのは、昨年のイベントが普段関わりのない福祉に携わることができてすごく学びが大きかったので、今年ももっと違う出会いや学びがあるのではとワクワクしたのがいちばんの理由です。また、去年はオンラインだったので、今年は現地開催できるという変化にもすごく魅力を感じました。

去年のいきてゆくウィークACPチームMTG

<2.参加して楽しいこと、面白いことはどんなことですか?>
ひとつは、実行委員会や「いきてゆくフェス」に関わっているみなさんが本当にエネルギッシュなこと。そういう方と出会って、ワクワクしながらイベントに関われるのはすごく面白いと思っています。あとは「いきてゆく」とタイトルにもあるように、普段忙しく生活しているとつい忘れがちなこととか、自分がどうやって生きていきたいかとか、周りの人はどんなことを考えて生活しているんだろうとか、立ち止まらないと考えられないようなことを、どう思う?と考えるきっかけになるところはすごく楽しいなと思います。

実行委員会でアイディア出しのポストイット

<3.参加して大変なこと、苦労したことがあれば教えてください>
大変なことは正直あまりなくて。他の方ががんばってくださっているのが大きいんですが、それでもチームとしてまとまって順調に進んでいると思います。個人的には、この企画を通じて何をしたいかとか、コンセプトについて考える時間が少ないところは大変な部分かなと思います。昨年は何もない状態から作っていくので、どんな人に来てもらって、何を体験してもらって、何を考えてもらおうかということを長く話す時間があったのですが、今年はすでにコンテンツができていて、今年の「おばあBAR」の目指すところを話す時間があまりなかったので。今後続けていく上で、そこを考える時間を取ることは、ひとつ大切な要素になるのではと思っています。

オープンミーティングでの会議中

<4.「いきてゆくフェス」を通じて、豊中がどんな街になったらいいと思いますか>
豊中市は大きな街なので、介護や福祉の問題を自分のこととして捉えている人はたくさんいても、結びつきが弱い部分があるのだろうなと知らないなりに思っています。だから、街をあげて「豊中市で生きていく」というイベントがあれば、ここに行けば何とかなるかなという目印になったらいいなと思いますし、街全体で問題を考えていくことや、みんなが生きやすくなるきっかけとか、お互いのことをちょっとずつ知る機会になったらいいなと思います。ゆくゆくは、「いきてゆくフェス」で生まれたつながりや関わり方が、全体に広がっていくといいなと思っています。

【介護・福祉について】

<5. 介護や福祉の仕事にまつわるイメージや、いきてゆくフェスを通じて感じたことを教えてください>
最初にびっくりしたのが、こんなにたくさんの職種があること。ヘルパーさんみたいな方が中心かと思っていたのですが、現場に立つ方も色々なサポートの方法があるし、直接の接点だけでなく、全体を支えたり統括したりという基盤になる仕事もあることを知りました。自分の仕事に誇りを持っているだけでなく、すごく楽しんでポジティブなエネルギーで仕事をされているのだなとひしひしと感じられて、その部分は一番イメージが変わったところでした。

<6.老後、どんなふうに生きていきたいですか?>
気付いたら街の中にいる、ぐらいのおばあちゃんになりたいと思っています。例えばぼんやり過ごせるところで本を読んでいたりとか、街の一風景として存在できたら。いきてゆくフェスで出会う方々が本当に魅力的で、私自身はあまりアウトドアなタイプではないのですが、家でじっとしているのはもったいないなと思うようになりました。

【豊中市について】

平野さんオススメ!朝日がすごくきれいに見える絶景ポイント

<7.豊中市のいいところ、好きなところは、どんなところですか?>
人と場所にすごく恵まれているなと思っています。街の中心に商店街があったり市場があったりだとか、定期的にイベントが開催されているだとか、図書館があるとか。人のつながりがあるというか、つながれる場所があるのではないかと思っています。あまり拒まれる感じがなく、あったかい人が多いと勝手に思っています。あと、生活しているすぐ近くに歴史や自然を感じられるスポットがあり、そこが生活圏と隣接しているというところはすごく貴重だなと思っています。


<8.豊中市内で好きな場所を教えてください>
家から少し行ったところにある大きな歩道橋と、それを超えたところにある坂が全部滑り台みたいな遊具のある公園がお気に入りスポットです。朝日がすごくきれいに見える絶景ポイントなので、すごく好きなんです。あとは、神社の向かいにある喫茶店。ご主人がすごく気さくな方で、一人で行っても寂しくなかったというか、一人で入れた時にこの街に受け入れてもらっているなと感じました。お店の向かいに子供たちが遊んでいる公園があって、勝手に街の一員になったように感じられる、優しい雰囲気が満載のところです。

【最後に】

平野さん・さっちゃん

<9.noteを読んでいる皆さんに、「いきてゆくフェス」のアピールをひとこと!>
普段から介護のことを考えている方も、これまで一切関わりがなかった私みたいな人でも、それぞれの人生とか、もうちょっと開けた街のことに目が向くきっかけになるイベントだと思います。自分に差し迫った問題じゃないとか、関わることが全然ないという方に、ぜひ来ていただきたいなと思っています。私は将来、自分が当事者になった時の行動を後押ししてくれたり、自分の気持ちをプラスに照らしてくれるものだと思っているので、あまり関わりがないと思っている方にこそ、おもしろコンテンツがいっぱいなので来ていただけたら嬉しいなと思っています!

取材・記録 / 広報サポーター さっちゃん

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