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【発達障害】私を助けてくれた言葉【元非行少女】
苦しんでいる私を助けてくれた言葉を残していきます。
何かあれば書き足していきます。
「障害は君にあるんじゃない。社会と君の間に障害がある」
発達障害があり障害者として扱われることを受け入れられなかった私。
精神科の診察室でその気持ちを話していた時に主治医が返してくれた言葉です。
障害というのは私が持っているわけではなく社会と私の間に存在している壁のようなものなのだと、教えてくれました。
「何かあったら言って。できる範囲なら何でもするから」
いくつかの要因が重なって自殺を試みオーバードーズをした過去の私。
気付いたら救急病棟にいて、生かされていました。
それを親友に打ち明けた時に伝えてくれた言葉です。
「できる範囲なら何でもする」という言い方に私は救われました。
頼ったとしても無理をさせることはないんだ、少しなら助けを求めてもいいんだと思わせてくれました。
「もうこんなことしちゃだめだよ」
これもオーバードーズをした時の話です。
退院する私に後ろから看護師さんが声をかけてくれたのでした。
振り返った時に言われた記憶があります。
退院直後は何度もこの言葉を思い出し、生きる励みにしていました。
今でもふとした瞬間にこのシーンが脳内に蘇り、あんなバカなことはもうできないよなぁと思います。
私は何か前世で悪いことでもしたんですか?「そう思うのも一つかもしれないね……」
私は母子家庭でDV・ネグレクトをされながら育ち、大人になってから母親や兄弟と縁を切っています。
自殺未遂後に頼る当てがほかになく、父親を探し出し連絡してみましたが私は半ば見捨てられました。
みんなには普通の家族がいるのに、どうして私には頼れるお父さんがいないんだろう。
私はお父さんを求めているのに、どうしてお父さんは私を求めてくれないんだろう。
どうして愛してくれないんだろう。
苦しくて悲しくて涙が止まらず、診察室で「私は前世で何かしたのか」という私の嘆きに主治医が同情を見せながら返してくれたのでした。
世の中にはどうしようもないことがあるのだと、そう思わせてくれました。
思い出しながら書いていて、涙が止まらないです。
私にもあなたにも、頼れる誰かが、救いになる言葉がありますように。
私もあなたも、誰かの頼りや救いになれますように。