生きものと暮らすnoteについて
はじめまして。株式会社生きものと暮らす代表の永瀬です。
生きものと暮らすnoteでは、日常のさまざまな「生きものと暮らす」について取り上げます。
「こんな生きものとの暮らし方もあるんだ!」と新たな気づきにつながるアイデアをお届けしたり、生きものにまつわるニュースや、生きものとの暮らしを実践・挑戦する人の存在を知るきっかけも提供します。
そして、生きものと暮らすことについてあなたと一緒に考えたり、学んだりしながら、「生きもの」という共通項で、人と人、まちとつながる場を目指して開設しました。
ここでいう「生きもの」とは、犬や猫などのペットや観葉植物、ヒトについて多く取り上げますが、野生の動植物から微生物などの目に見えないものまで幅広く対象にしています。
また、自然豊かな一軒家での暮らしや非日常というよりは、都市部の住宅街や賃貸での暮らしといった身近な生活にフォーカスします。
この記事では、note立ち上げに込めた想いや、これからこのnoteで発信していきたい内容についてお届けします。
note立ち上げに込めた想い
「生きものと暮らす」というと、次のようなイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。
大きな庭付き一戸建てで犬を飼う。
自然豊かな地方に移住する。
野生動物との共存、生物多様性。
都市部に住む人や、郊外でも住宅密集地に住む人にとっては、あまり現実味のないことかもしれませんね。
そこで私たちが取り上げたいのは、私たちの周りを見渡したときにいる、身近な生きものたちです。
道ばたにいる草花、近所の犬。
同居しているヒト。
しょうゆやパンの微生物。
日常の中で感じる生きものに気づくと、ありふれた毎日もちょっぴり楽しく、ちょっぴり豊かになると思っています。
もちろん、害虫や害獣など、人に悪影響を及ぼす生物もいるため、生きものとの暮らしがすべて楽しいわけではありません。
しかし、それらが生きているのは、生態系維持の中で意味がそれなりにあるはず。
私たち人間がそれらを駆除するのであれば、人としてその意味を理解することも立派な「生きものと暮らす」ことだと、私は思っています。
ここですこし、私の自己紹介をさせてください。
私は生物学者でもなければ、生物関係の大学を卒業したわけでもありません。
単に、都市部でも生きものと暮らしたい、ただの都市好きで犬猫好きの一般人です。
私は小学生の頃から社会人になるまでの間、ほとんどの人生を犬とともに暮らしました。
しかし社会人になって一人暮らしを始めると、条件にあったペット可物件を見つけられず、犬と暮らせず寂しい日々を過ごします。
そもそも一人暮らしだと、「犬がかわいそうだから」という理由で飼うことに賛同されないこともありました。
それが例え、自分に覚悟と責任があったとしても。
「犬と暮らしたい」という思いが募り、どうすれば犬と暮らせるかを真剣に考え始めると、私と同じように「犬と暮らしたいけど暮らせない人の悩み」や、都市部で犬と暮らす最適な環境や仕組みがなく困っている人の多さに気づきます。
そして次第に、より広い視野で考えはじめるようになり、最終的には都市における生態系全般に興味がわき、現在に至ります。
都市部で生きものと暮らすことは、簡単ではありません。
例えば、植物を育てたくても
「都市部だと緑が少ない。庭がない。ベランダが狭い。」
ペットを飼いたくても
「賃貸住まいだとペットの飼育が制限されている。」
「飼いたいけれど、一人暮らしでは不安。」
野生動物保護に関心があって何かしたいと思っていても
「都市部に住んでいると行動を起こしにくい。」
など、悩みはさまざまです。
「そんなに生きものと暮らしたいなら、田舎に引っ越せばいいじゃないか。」
と思う人もいるでしょう。
しかし、都市部から離れられない人、離れたくない人もいます。
「自然が多い地域に住みたいけれど、仕事や家庭の都合で引っ越せない」
「移住の憧れはあるけれど、都市部での生活は捨てられない」
「都市の暮らしを楽しみながら、生きものとの暮らしも楽しみたい」
という人は少なくありません。
では、このように都市部で暮らす人は、生きものとの暮らしを諦めなければならないのでしょうか。
私は諦めたくありませんし、私と同じように責任を持って生きものと暮らしていきたいという人にも、諦めて欲しくないと思っています。
私は、都市部で生きると決めた人も、たとえアパートに一人暮らしをする人でも、楽しむ気持ちと責任さえあれば、工夫次第で叶えたい暮らしができるはずだと信じています。
そこで私は、株式会社生きものと暮らすを2023年12月に立ち上げました。
ミッションは「責任を持つ全ての人が 望む場所で 望む暮らしを叶える 環境と仕組みを作る」、ビジョンに「都市部でも生きものとともに楽しく健康に暮らす」を掲げました。
「生きもの」を共通項に持ち、人と人がゆるやかにまちでつながりながら生きものとともに暮らしていく世界。
一人暮らしで風邪を引いたときでも犬の散歩にいかなければならないとき、気軽に頼めるご近所さんがいる世界。
高齢者が住むお庭の簡単な手入れを、近所の若者が手伝ってあげる世界。
そんな優しい世界をつくりたいと思い、一歩を踏み出しました。
誰もがペットを飼うべきだとか、植物を育てるべきだとか、そういうことではありません。
命を扱う責任を理解する人にとって暮らしにくい状況を、少しでも改善していきたいと考えています。
これから、このnoteを始めます。
このnoteが、生きものとの暮らしを諦めたくない人の背中を押すとともに、生きものとの暮らしに興味をもち、「生きものとの暮らしって、いいかも」と少しでも思ってくれる人が一人でも増えれば幸いです。
これからの発信内容
このnoteでは、次のことを伝えるコンテンツを発信していきます。
生きものと一緒に暮らすと、心も体も、生活も豊かになる
人は生きものを活用したり、影響や恩恵を受けたりして暮らしていると実感する
都市部での生きものとの暮らしを実践する人や、挑戦したり研究したりする人の存在を知る
住まう場所や形式を問わず、生きものとの暮らしを楽しめると知り、そのための工夫を学ぶ
都市部で生きる生きものの現状、そして問題や課題があることを知り、その解決策を考える
その他にも、生きものに関するニュースや、このnoteの運営会社である株式会社生きものと暮らすの活動の様子も発信していきます。
昨今、生物多様性の保全が叫ばれています。
私たち株式会社生きものと暮らすはそれに対し、都市部における日常の暮らしと紐づけた情報を発信することで貢献してまいります。
「生きもの」を通じて楽しむ暮らしを、ここから始めてみませんか?
生きものと暮らす 事務所紹介
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