
久しぶりの娘の風邪で気づいたこと「目線が変われば状況は悪いとも限らない」
こんにちは、そろそろ臨月の1児母です。
久しぶりに娘が風邪をひきました。
最初はもう、
「あーーー」
「これ家出れずにワンオペフラグ」
「そして1人でキレ気味になる娘と治るまで缶詰めか(私の一人時間…)」
「そんな状態になるってことは私もメンタル落ちる確定…」
とひたすら憂鬱でした。
夫は「俺も手伝いたいけど…娘ちゃんが保育園行ってくれるていで仕事も予定組んでたから…」
と
「子育てのリアル(全てのトラブルは突発的に起こるということ)を何も知らないんだな…」
と思ってしまうくらいなんの助けにもフォローにもならない言葉をかけてくるしで…
もう、「やぁだなぁぁぁぁ」一色だったんですね。
変化の兆し
そんな感じの私だったんですが、こんな言葉が頭にわいてきたんですね。
「同じ状況でも、それをどうとらえるか次第。考え方や主体性で今日1日が楽しくなるかどん底になるか変わってくる」
これはメンタルや自己啓発、脳科学、心理学など色々読み漁ってきた私の中の結論でもありました。
たしかに、以前の私だったらこう思うんです。
「いや、こんな状況を楽しく過ごすとか、無理ですから!本当に!」
「楽しく過ごせた経験がないからどん底なんです!!!」
けれど今の私は
「娘の前で、夫の前で、できるだけ自然体でイラつかないママでいたい」
っていう気持ちが本当に強くて。
すぐに余裕がなくなったり、悲観的になったり、卑屈になったり、他人のせいにしたり、
そんな自分はやっぱり嫌だなって思うんです。
もちろん、気持ちとは裏腹によく止んだりイラついたりしてるんですけどね…。
その結果よく1人で反省会という名の自分責めをして家の空気を悪くしてるんですけどね…。
そんな自分が嫌で、
「なんとかしたい」
とは長年思ってたんです。
で、今回のこの
子供が風邪をひいた
という状況をなんとかして
「絶望的にしんどい時間」から「わりと楽しく過ごせる時間」にチェンジしてみようと思ったわけです。
子供が風邪をひくことで私が得られることは?
ひとまず、子供が風邪をひくという事実に対してのいい面を意識して探してみることにしました。
(全ての事実にはいい面と悪い面が必ず存在するはずなので)
例えば
・最近ずっと保育園に押し込んでた様なもんだから、土日でない日にじっくり娘に付き合う▶娘に対して感じている罪悪感を少し払拭できるかとしれない
・家で缶詰めということは、普段の休日よりもずっとお金を使わずに過ごせるかもしれない
・もうすぐ臨月でお腹もかなり張りやすいので、子供と家で過ごす抜群の言い訳にはなる(外出るの正直きつい)
などなど…
色々理由つけしてみました。
うん、ちょっとだけ「嫌だな」って感じは減ったかもしれない。
子供と家で缶詰め生活を【主体的に】過ごすためにやったこと
育児に限らずですが、やらされ感(被害者意識)を持って過ごすと、本当に1日きつい。
それを散々経験してきたので、この缶詰め期間は
「いかに私から提案して娘と過ごすか」(主体的に過ごすBy7つの習慣)
を大事にしました。
私の場合、
・ままごとなどの「これいつ終わるの?」「このやり取り意味ある?」みたいな活動は付き合うのが苦痛
・逆に工作や運動(させる)活動は終わりや目的がハッキリしているのでわりと苦じゃない
・娘はスマホタイムとスマホ以外の時間が交互にやってくる
・家に缶詰だと閉鎖的な気持ちになるが、日に当たると気持ちは晴れやかになる(幸福を感じる脳内ホルモンの影響)
ということが学びや日頃の中でわかっていたので
・ままごとや、ごっこ遊びが始まったら数分だけ付き合う▶苦痛でない遊びに誘導
・事前に調べておいた遊びのアイデアを提案(工作やお家遊びのアイデアは保育士さん向けのサイトにごろごろ転がっていた)
・娘が飽きて「スマホ見る」と言ったらタイマーをつけてスマホ見てもらう、その間は休憩時間と割り切る(風邪ひいてるし、動かない時間は娘の体が回復している時間と考える)
・できるだけカーテンを開けて日光を入れた部屋で過ごす
みたいな感じで過ごしました。
とらえかたの変わった缶詰め生活2日目を終えて
昨日よりも今日の方が娘の咳は酷くなって熱っぽく、鼻水はずっと出ていて、
ぶっちゃけ容態は悪かったんです。
けど、この2日間は悪くなかった!
「苦痛だ」「私ばっかりつらい」と鬱っぽさを感じることもなかったし、
なにより発見や気づきが多かったのです。
・私がzoomで話している間にわり込むことが以前よりかなり減っていた
・いつの間にか自分で鼻水ふけるようになってた
・本人は咳めっちゃしてるけどけっこう楽しそうに機嫌よく過ごせてる(私体調悪かったらこんなに明るくふるまえない)
・娘がジュースよりお水やお茶を飲むほうがいいことを理由も含めて理解、納得、実践できるようになってる
・風邪だし、家だし、誰もいないし。と、娘に対して生活習慣の乱れをしなくていい、時間内に動くよう誘導しなくていいという開放感があった(めっちゃ楽
・一緒に工作をしてはじめたら、ハサミめっちゃ上達してた
・私の過ごし方や意識改革で娘はずいぶん1日楽しそうに過ごしていた(し、私もかなり楽だった上になんか自信ついた)
などなど…
「あれ、これむしろ風邪引いてくれてよかったんじゃない?」
とすら思えるような感じでした。
次回も上手くいくかな
今回は取り組む前に気持ちが前向きモードになれたけど、ぶっちゃけ次回の缶詰め確定日も同じように過ごせるかはわかりません。
だけど、「一度はできたことなら、ニ度三度もできる」ということを知っています。
だから、毎回では無いけどできるようになる。
そして少しづつ、上達する。
今回の取り組みで私はちょっと自信を持つことができたような気がします。
自分で自分の人生の舵を取るってこういうことなのかなぁ。
子育て始まってから「何も自分の思う通りにいかにない」と諦めモードに入っていたので、ようやく少し取り戻したような気持ちになってます。
ま、2人目が出てきたら逆戻りもあるかもしれませんが笑
けれど子供の成長につれて「やれることは確実に増えていく」のも学んだし、1人目の時より見方を変える意識はわくかもしれない。
今はそんなことを思っています。