マインドワンダリングとデフォルトモードネットワーク
❝指示を出さないメリット❞
昨日はzoomでの勉強会がありましした。
日本心理学会の主催でタイトルのような長いカタカナが
たくさん出てくるお話でした。
マインドワンダリングとは、
目の前のタスクから心が離れてさまよっている状態。
集中できずボーッとしたり気持ちが移り変わったり、
望ましくない状態と判断されることが多いです。
集中しているときに使われる脳の領域は
ある程度決まっています。
手を動かすとき話すとき聞く時、
それぞれ脳の一部が活性化します。
それは脳の総仕事量の5%くらいだと
研究で明らかになっています。
でもマインドワンダリング状態の時の脳は
50~60%活性化しているというのです。
だから、ボーッとしているときに
何か斬新なアイデアを思いついたり、
素晴らしい解決策が閃いたりするんでしょうね。
そこで一昨日の子供支援の話とつながります。
一般ピープルもそうですが、
発達に凸凹のある子供さんは特に
集中できる時とボーッとするときと気持ちが飛び跳ねる(?)時
があります。
これを身近で見る親はいけないものだと感じて
口や手を出します。
本人は心地いい状態で思考の大海原にいるのを邪魔されるので、
辛さや怒りがわいてきます。
もうパニックです。
だから子供支援の時に親にお願いすることは
・自分の子供に近づかない
・指示を出さない
・適さないと判断したら帰宅してもらう
・イベントは不完全な形で終わる可能性を了承する
などの決まりごとがあったのです。
自分の子供に対しては厳しめ目線になるので、
もっと良くなってほしいと思い
口や手を出すのですが、
これが脳のデフォルトモードネットワークを
中断していることになっているんだ!
マインドがフルになって一つのことに集中するのもよし。
マインドがワンダーになってさまようのもよし。
ワンダーがいっぱいでワンダフル💫
私の脳もボーッとしてきました。
ワンダフルです😆
❝指示を出さないメリット❞
今日は日曜日。ワンダフルな一日でありますように💖