見出し画像

もう一つの呼吸(その2)

昨日からの続きです。

この「脳脊髄液」
単に脳がつぶれないように浮かべているだけではなくって
ずっと溜まっているわけでもなく、
新しく生成されてしかも循環しているんですって😲

そりゃそうですよね。
お豆腐の水も古くなったらお豆腐がヤバい!

それでそれで、、(ちょっと興奮気味)

「脳脊髄液」(100~150ml)は脳の中の「脳室」というところで
動脈血を濾過して作られて

脳と脊髄を通って仙骨まで届いてまた戻って来ているんです。

そして,頭の先の静脈洞というところで血液に戻る。

だから、栄養たっぷり、いつも新鮮。
その上、脳のリンパとして働いてくれて、
古くなったタンパク質などの余分なものを
回収除去してくれているんです💕

ホント、私の知らないところで、
けなげにすごいお仕事をしてくれていたんですね。

ホンマに神秘や~~(^^♪

でね、ココで疑問って出てきませんか?

「なぜに『脳脊髄液』は循環できるのか???」


脳脊髄液が脳を出発してまた戻ってくるまで、
大体15~30秒くらいらしいですが、
この動力源になっているのが、

「頭蓋骨」と「仙骨」なんですって。

頭蓋骨って球体ですが、
実はいくつかの骨が組み合わさってできてますよね。
仙骨も一枚の骨ではなパズルのように組み合わさっています。
これにはちゃんと意味があります。

ゆっくりのペースで、しかもわずかですが
収縮弛緩を繰り返しているそうです。

生まれたての赤ちゃんって、
頭蓋骨のすき間が大きいですよね。
きっと、お腹の中にいる時、
よく動くようにできているんでしょうね。

胎児は肺呼吸していないので、
それまでの間、お母さんからもらうもので成長します。
それを身体中に届けるための
一番最初の呼吸!

これが脳脊髄液の呼吸(一次呼吸)なんですね~。

肺呼吸は2番目の呼吸だったんです。。。


何事も巡りが無い所に成長はないですね。
滞っていては腐ります。
要らないものは回収廃棄しないと新しいものは入りません。
ゆっくりでも、ほんの少しでも、動く事が大事。

自然の中で起こっていることを学ぶと、
自分の生き方を見直すきっかけになったというお話。

改めて、「神秘やな~💕」


今日は水曜日。脳の水分量は体全体よりちょっと多め。いい水を届けてあげられる一日でありますように💖





いいなと思ったら応援しよう!