できるばーやる
❝ゼロではなく❞
「できるばー」という言葉、
理解できる人がどのくらいいるのかな?
方言だと思うのでなんのこっちゃと思われるかも。
「できる範囲で」という感じですかね。
一部でもいいのでやってみるということ。
私が所属している吹奏楽団は
団員が10名あまりの小さな楽団です。
その楽団にも
地域の施設から演奏依頼が来ることがあります。
10月には高齢者サロンからの依頼があります。
それが、平日なんです。
仕事をしている人がほとんどなので、
休みをとれる人のみの演奏会になります。
ぽつぽつ抜ける人がいると、
曲の中に旋律がない部分ができてきます。
そこをほかの楽器で埋めるように楽譜を書き換えます。
そして一つ一つの曲を仕上げていくのです。
普段の練習にも仕事の関係で来れない人もいます。
だから演奏会前には臨時自主練習の時間を取ります。
それが、今度の日曜日。10時から15時。
参加できる人の確認を取ると、
午前中だけ参加してもいいですか?
というメンバーがいました。
もちろんいいのです。
イヤ、むしろありがたいのです。
そのようにできる時間だけでも参加して、
少しでもみんなと合わせようとする気持ちが
音楽ににじみ出ると思うのです。
完璧に参加しても、
気持ちがこもっていなかったらいい演奏になりません。
できないことを無理に捻じ曲げて参加しても
ぎこちない曲が出来上がります。
プロではない楽団なので、
聞いてくれる人は鑑賞をしようという気持ちではないはずです。
何を期待してくれているのかというと、
音楽を楽しみ気分転換したりリラックスしたり、
時には懐かしい気持ちに浸ってこころ若返ったり😄
だから、できるばーのことを
ココロ込めてやっている気持ちが伝わると思うのです。
個々人はどうせ100点は取れない素人なんだから
みんなの気持ちを合わせることで
300点くらいにはなるのかな😁
それが伝わったらそれでいい。
できないからやんないという0点思考
ではないメンバーがそろっている楽団。
ありがたいな💕
❝ゼロではなく❞
今日は金曜日。できるばーやる一日でありますように💖
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