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違うから「和」になる

❝時には不響和も美しい❞


昨日は秋晴れの中、保育所の運動会でした。
準備を重ね、シミュレーションをし、
本番を迎えることができました。

乳幼児の子供は、個性がどんどん出てくる時期です。
子どもは自分のことが一番で、
大人がいうようには動いてくれません。

練習では完璧にやれていた子供が
緊張で動けなくなったり、
親御さんと一緒に競技するときに
ずっと抱きついて自分で動かない子がいたり、
普段もじもじしているけれど
意外な頑張りを見せてくれる子がいたり・・・

それが運動会全体を明るく包んでくれました。

見に来てくれていたおじいちゃんやおばあちゃんは
涙を流して喜んでくれた人もいました。

楽しく可愛らしい姿を引き出そうという
共通目的があったからこそ
違う音の「和」ができて、
来てくれていた皆さんの心に響いたんじゃないかな。

そんな状況で「和音」という言葉を思い出しました。
和音は違う音が重なることで生まれる心地いい響きです。

同じ音をみんなで出せば整った響きにはなりますが、
心地よさは少ないです。

不響和音も生まれますが、
その瞬間は次の心地よさへの橋渡し。

そんな感覚を発見した一日でした。


❝時には不響和も美しい❞


今日は日曜日。「和」を感じる一日でありますように💖



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