配りものをするのに必要な条件
❝持っていないと配れない❞
「気配り」「心配り」
大切にしたい心構えです。
こんな「配りもの」ができるときって、
実は自分の中に配る余裕があるときですよね。
自分がパツパツいっぱいいっぱいだったら
きっとクレクレ星人になっていると思います。
だから考えないといけないのは、
配れるものをどのくらい持っているのかということ。
体力のある人は力仕事という労力を配れます。
研究者は発見という新しい知識を配れます。
何もない人でも笑顔とか優しい言葉を配ることが出来ます。
仏教でいう「無財の七施」ですね。
眼施(がんせ) 常に温かく優しい眼差しを施すこと
和顔施(わがんせ) いつもニコニコ笑顔で接すること
言辞施(ごんじせ) 優しく時には厳しく叱る愛情のこもった言葉
身施(しんせ) 自分の身体を使い奉仕すること
心施(しんせ) 心配り・気配り、思いやりの心を持ち、相手の立場
になってみること
床座施(しょうざせ) 座席や場所、地位を譲ること
房舎施(ぼうしゃせ) 家や部屋を提供すること
これらも心に余裕がないとできません。
(現代では房舎施はちょっと避けたいですね)
持っているもの・使えるもの・相手が欲しいものを配ることで
温かい気持ちが広がります。
反対によくないものを持っているとよくないものが配られ
幸せから遠ざかります。
ムリして配ってしまうと自分に必要なものが足りなくなって
疲弊してしまいます。
昨日の停電は本州に電気を送ったために四国の電気が足りなくなった
というのが原因だと知りました。
困った時はお互い様なのですがねぇ😓
❝持っていないと配れない❞
今日は月曜日。配れる一日でありますように💖