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息づかいを感じ、想いを乗せる

❝自分を介して届ける❞


雨のお彼岸。

昨日早朝に、我が家のお墓におまいりしました。
(昨日の記事を見てね)

今の天気予報はすごくって、
何時から雨が降り始めるかがわかるんですよね。
だから雨の前に掃除して整えたかったので、
それはそれでラッキーでした。

そしてもう一か所の墓参りは午後からです。
ここは主人の家族が昔住んでいたところ。

山奥ですが、今でも何世帯かの人が住んでします。

私からみると叔母や伯母をめぐるツアーです。
叔母は昨年他界したので、
誰もいなくなった家に手を合わせ
通り過ぎました。

そこからさらに山道を通って伯母の家に行きます。
以前はここに我が家のお墓群があったので、
家族みんなで来ていました。

義父母がなくなり主人もなくなったのをきっかけに
ご先祖さまもみんな近くに引っ越してもらいました。
だからそこに我が家のお墓はないんです。

でも毎年お墓をきれいにしてくれていた伯母がいます。
その伯母に感謝を伝え、伯父がいる仏壇にご挨拶をするために
お家に寄らせていただいているんです。
伯母は今年92歳。
私が来ると知っているのか毎回牡丹餅(秋にはオハギ)
を作って待ってくれています。
これが絶品なんです✨

その片道約90分の道中。
ほぼ昔と変わらないであろう
対向車が来たら泣くしかないという山道もあります。

でもそんなところで生活をしていたんですよね。
廃校になり朽ちた学校には桜が咲き始めていました。
主人はこの桜を見ながら小学生をしたんだ。

私の目そして五感で感じるものを、
私の想いを通してお空に届けられる日が
お彼岸。そう思って過ごしました。

自転車にリヤカーをくっつけて
近所の子供たちも一緒に乗せて町へ行ったという義父
車なんてなかった時代。
「今こんなふうになっていますよ。
小川のせせらぎも聞こえますか?
若い頃植えたという杉や檜はずいぶん太りましたよ」

私がお空に届けたものの一部を
おすそ分けします。


良くボケていますが、田植えの準備が整った田んぼに
青サギがエサを探しにきていました。
そろそろ田植えです。


雨に濡れてうつむく桜
水も滴る色気を感じます


道中の山つつじ
「心落ち着けて走りなさいよ」と見守ってくれていました


❝自分を介して届ける❞


今日は水曜日。思いが届く一日でありますように💖







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