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お尻で呼吸

❝目の付け所を広げる❞


誰もやったことがない研究に挑戦できて
それが役に立つものになるのはとても嬉しいことです。

東京医科歯科大学・大阪大学の武部教授らが
今年のイグノーベル生理学賞を受賞したそうです。

この研究が「お尻で呼吸」(腸呼吸)。

この研究のヒントがドジョウさんだそうです。
ドジョウは腸で呼吸ができるそうで、
これをヒントに哺乳類でも可能なのではないかと研究し、
実用化に近づけているそうなんです。

肺の機能不全などで呼吸が困難になっている人や
手術時など人工呼吸器やエクモで呼吸補助をしている人には
カラダへの負担がより少なくなる酸素供給方法らしいです。

酸素をたくさん含む空気を腸内に流しこむ実験では
酸素の吸収量が少なく腸管が破裂するなど多くの失敗を重ねながらも、
酸素を多く含む特殊な液体を腸内に流すことで
成果をあげられることが分かったそうです。

武部教授は、
誰もやったことがないことで様々な困難もありましたが
愉しく研究ができました、と仰っていました。

すでにニンゲンでの臨床試験も始まっているそうで
数年後には実用化できる見込みだそう。

私個人としてはそこまでして生き延びようとは思わないのですが、
カラダへの負担が軽くなる新しい呼吸に注目したいと思いました。

そういえば、中村天風さんも
呼吸するときにはお尻の穴を締めろっておっしゃっていたなぁ。

生物は不思議がいっぱい😆


❝目の付け所を広げる❞


今日は土曜日。見つける一日でありますように💖




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