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平飼い卵のwabisukeさんを訪ねて

おはようございます!店長の池上です😊

IKEYAがお店を続けていく上で大切にしている事が5つあります。

①お客様を元気にするお料理をつくること。

②食材のロスを無くし、できる限り有機栽培、無農薬の野菜や果物を選ぶこと。

③プロダクトや環境に配慮した生産者の方と関係を築いていくこと。

④お客様、食材、生産者の方、スタッフさん、地球環境を持続可能な輪で繋げること。

⑤スタッフさんの労働環境を整えること。

今回は③プロダクトや環境に配慮した生産者の方として、京都の宇治市にある平飼い養鶏所wabisukeの岡さんを訪ねてきました。

岡さんはご自身で養鶏の事業を10年前に立ち上げ、当初からアニマルウェルフェアの重要性を中心に据えて「平飼い」にこだわってきました。

鶏舎の様子

アニマルウェルフェアとは家畜として飼育される動物が、なるべくストレスが無いように飼育環境を整えようという考え方です。

生産効率だけを重視すると、できる限りたくさんのニワトリを可能な限り狭い場所に詰め込んで、卵が取りやすいように動き回らない檻に入れ、卵を効率良く生産するようになります。

しかしそんな環境ではニワトリは動くことも羽ばたくこともできず、ストレスを抱えたまま卵を産むだけの部品のようにされてしまいます。

これはいかがかなものかと、すでにEU諸国では養鶏は平飼いを義務化。アメリカでも60%は平飼いにシフトしており、この流れは日本でも起こるでしょうと岡さんは話してくれました。

10年前に200羽からスタートした岡さんの養鶏所では、現在8000羽のニワトリが4棟の広い鶏舎に別れて飼育されています。

プロダクトの生育環境やSDGsを大切にしている外資系のホテルを中心に取引先は増え、今後はさらに鶏舎を2棟増やし増産体制を整えていくそうです。

見学の間いろいろなお話をうかがい、経営者としての手腕も然ることながら、「動物がね、好きなんですよ。」と語る岡さんの優しさが伝わってきた時間でした。

IKEYAではそんな岡さんの作る平飼い卵で全てのデザートをお作りしています。

中でも卵の味わいがストレートに伝わるプリンはおすすめの一品です♪

養豚もしてみたいと仰っていたので、岡さんの挑戦はまだまだ続きます。ベーコンやソーセージが人気のIKEYAとしてはその日が来たらぜひ使わせていただきたいと思います✨

これからもよろしくお願いいたします❗

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