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旅|函館浪漫★女ひとり旅(前編)

旅のきっかけ

2022年12月
人生2回目のひとり旅の備忘録

当時の恋人とお別れし、何もかもがどうでもよくなって。冬のボーナスなんかもいただけたので遠くに行っちゃおうかな〜!なんて。傷心旅行と題して「えいやー!」っと。今思えばそれは後付けの理由であり、恋人がいたとしてもひとりで遠くへ行っていた気がする。今となって分かる、そういうところが駄目だったのだと。

函館チョイスのきっかけは、私の大好きなドラマ「最高の離婚」
久方ぶりにドラマを見直す。

寝台特急カシオペアでいつもの通り、ドタバタ劇が繰り広げられていた。上野から札幌まで陸路で行けちゃうなんて!ドラマを見ていた私は衝撃的だった。北海道なんて遠い街は飛行機でしか行けないと思っていた。残念ながら寝台特急カシオペアは2016年の3月に運行を終了している。肩を落とした私だったが、新幹線で函館へ行けることを知る。

「最高の離婚Special 2014」

どうしても陸路で北海道へ行ってみたかった。なんだかとてつもなくそこに浪漫を感じるのです。薄給OLの1泊2日贅沢旅の記録です。前編と後編で分かれています。

ここから見ているだけで、寒い写真が続くのでご注意くださいませ。

▶︎1日目

“新幹線のファーストクラス“
グランクラスへどっきどきの乗車

いや〜いきなりリッチぶちかましていますね。
まあ、許してください。1年間お疲れさまということで(口実付けたがり)

東京駅からグランクラスへ乗車

ふかふかの座席シートで丁寧な接客サービスを享受し、朝っぱらから綺麗なおつまみと白ワインをいただく。ふわふわしながら本を読んだり、車窓から景色を眺めたり、お昼寝したり。

ふかふかのシート
綺麗なおつまみと白ワイン
(ドリンク飲み放題)


いつも自宅や喫茶店でやっていることを新幹線のファーストクラスでやっていると思うだけで、2.5倍マシでオラわくわくすっぞ〜〜〜!!日常が非日常なのよ。あっという間に青森県と北海道をつなぐ青函トンネルを通過。素敵な旅になりますように!と、ぐっと祈り、真っ暗な車窓に映る自分の姿を眺めた。

とりあえずラキピで腹ごしらえ

「ラキピ」とは何か?

正式名称「ラッキーピエロ」という函館のご当地ハンバーガー屋さんである。なんとも愉快な店名である。略して「ラキピ」、人によっては「ラッピ」と呼ぶ人もいるらしい(らしい)

ラキピの賑やかが過ぎる外観

外観も内装もテーマパークみたいな雰囲気でニッコニコ。わくわくする!

とりあえず初めましてなので、人気メニューを。チャイニーズチキンバーガー、ラキポテ、本物烏龍(いつも飲んでいるのはなんなんだ・・・)を注文。

ハンバーガーは甘いタレの唐揚げがマヨネーズとマッチして、照り焼きみたいで美味しい。ラキポテは、デミソース・チーズ・ホワイトソースが絡まり、おいしくない訳ないやんか!!!と叫び出しそうになる味。

チャイニーズチキンバーガー
ラキポテ・本物烏龍茶

異国情緒を感じながらお散歩

腹ごしらえをした後は周辺をお散歩です。
キュッと観光地が集まっているので、散策しやすい街だと思います。

函館は幕末に貿易港として栄えた港町であり、その名残で異国情緒マシマシな洋館や教会が立ち並んでいる。浪漫、ロマンうるさいが、古い建物って浪漫なんだよなぁ(浪漫って言いたいだけ)

旧函館区公会堂(重要文化財)

古い建物といったが、公会堂は保存修理を繰り返し、今の姿にあるという。

だるまストーブがまた良い
はいからさんが通る

海に向かう1本のまっすぐな道が美しい八幡坂。函館で連想されるビュースポットだが、天気も微妙で綺麗な写真撮れず。。ぐぬぬ。。。

八幡坂

教会もたくさんありました。
ゴシック建築とか学校の授業で習ったけど、特徴は全然覚えていねぇ。なんとなく素敵!おもしろい!好き!も大切にしたいけど、学びながら好きを追求することもやっていきたいなぁなどと思った。ひとつひとつ、学んでいきます。

カトリック元町教会
函館聖ヨハネ教会

独身アラサーOL、ひとりで夜景を見る

散策をしていてちょうどいい時間に辿り着く函館山の麓。

噂の「100万ドルの夜景」、人生で一度は見てみたかった。
好きな人と「綺麗だね」「君の方が綺麗だよ」なんてうっとりとしたロマンチックなシチュエーションを想像していたが、当方独身アラサーOL。ひとりで夜景を見ます。元気にレッツラゴー!(から元気)

クリスマスツリーを見ながら
今年は恋人もいないし、どうやって過ごそうと考える時間


函館山まではロープウェイで登ります。
周り恋人か家族ばっか〜!ひとりで夜景見に来ている奴、俺だけ。ヒョエ〜!負けてたまるか!(?)

ロープウェイで函館山へ


16時ごろに山頂に到着。展望台にてみんなでぎゅうぎゅうになり、おしくらまんじゅうしながら(していない)日没を待つ。

完全に夜景になってからより、夜景になっていく過程を見るのがオススメらしく、時間を計算して来てみた。日が落ちて、徐々に街の明かりが灯る様子はとっても綺麗だった。明かりが灯ると、陸地のくびれが一層際立ち、暗い海とのコントラストがまた堪んないですわ・・・

これが100万ドルの夜景か〜〜〜〜〜〜
そもそも、100万ドルの夜景ってなんなんだ?
六甲山(神戸)から見える電灯の数を算出し、その電気代を換算したやらなんやら・・・ようそんなことしたな・・・日本円にすると1400万円弱だと・・・

あら一気にロマンチック台無し♡
夜景をひとりで見たことで、またひとつ、つよくなった気がしました。


100万ドルの夜景(30分前)
100万ドルの夜景
(電気代1400万円弱夜景)


SUSHI食べたい!函太郎へ行こう!

夜景を見たあとは、夜ごはん。
寒さで体力の消耗激しく、めちゃお腹空く〜

北海道きたら、海の幸食べとかなきゃ!
回転寿司でもクオリティが高いで有名な函太郎さんへ。

タクシーが中々捕まらなくて夜の寒空にひとりぼっち、とぼとぼと。
あまりの捕まらなさに絶望で泣いちゃいそうだったが、優しいタクシーの運ちゃんが退勤しようとしたけど、あまりにも寒そうだからとまっちゃったよ〜と。人の温とみ感じたよね。

函太郎(宇賀浦本店)


全部全部美味しかった〜〜〜〜ちゃんと感動があるお寿司だった。
エンガワとろけるし、デカ穴子ふわふわ・・・(写真なし)

値段をちゃんと確認せずに、食べたいものだけ、たらふく食べた。私はこうやって自分の機嫌を自分でとれる女なんだ。守ろう、自分の笑顔。

綺麗なおしゅしたち
たち(白子)のお味噌汁

わさび多めな日常 何かご褒美ください♪この曲の「へいらっしゃい」が好きすぎるの。中毒性あるので是非聴いてみてください。

餅は餅屋、イカもイカ専門店へ

美味しいお寿司を食べて大満足な私でしたが、
おビール飲みてぇ〜〜〜〜〜!の気持ちに。

旅へ出る前に酒場で出会った北海道出身の方にオススメしていただいた、「いか清」さんへ。土曜の20時ごろに訪問。賑わっていましたが、運よく入店。

いか清 大門店
イカしてる外観やねえ(すっとぼけ)


お目当ての活イカ刺は売り切れでしたが、メニューには読んでいるだけで心躍るラインナップの数々。しこたまお寿司を食べたので、食事は控えめに。

おビールは、サッポロクラシック先生とSORACHI先生を。
SORACHI先生ははじめまして。苦味が強めで、なんだか芳ばしい香りがするような・・・どちらもセンセ!しあわせ〜

おビール(SORACHI先生)

流石にイカ焼き食べるよね。歯応えメキメキなイカに七味マヨネーズで大優勝。ありがとうございます。しばらく生きていけそうです。

イカ焼き feat. 一味マヨ

お宿は銀行リノベホテル Hako BA 函館

この旅でお世話になったホテルはこちら。
1932年築の銀行をリノベーションして造られたホテル。建物に刻まれた歴史を感じながら滞在するのって、なんだか浪漫を感じるなぁ〜

八幡坂・赤レンガ倉庫・函館山にも近く、アクセスはかなり良いです。
ラキピや2日目に行くハセガワストアも徒歩30秒ほど。

Hako BA 函館

スタッフの方々もとても親切で、館内も清掃が行き届いており、とっても快適なステイができました。オススメです。

どこでも寝れる女なのでドミトリー

後編へつづく

はじめてしっかりめにnoteを書いた感想。
楽しいけど、既に息切れしそう。綺麗な文章(既に綺麗ではない)や綺麗な写真を・・・!と思うと書くのに時間がかかってしゃあない・・・

後編は2日目です。
五稜郭へ行ったり、ご当地コンビニに行ってみたり、
基本的にたくさん食べています。

どうぞ後編もお付き合いください。
よろしくお願いします!

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