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内面に目が向かなくなったら

ガンディーの言葉なんてものを読んでみる。
非暴力不服従?言葉だけだと平和主義者が放つ言葉だが、ガンディーはインド独立、つまり革命家である。
革命は現状の破壊から始まる。つまり暴力が伴う、というかマストなんだと思う。その中で暴力で築いた革命など長続きしないと理想に生き、抗い続けたのは本当にカッコいい。

また読んでいくと、ガンディーの革命、生き方に対する捉え方も見えてくる。

「結果はコントロールできない」

「栄光はゴールではなくプロセスにある」

ガンディーは結果そのものについては否定しない。社会生活はどうしても結果が求められる。こんだけ頑張ったは評価に入らないことも分かってる。

でも結果のみに捉われてしまうこともいけないんだということを教えてくれる。あくまで結果は日々の正しいことの積み重ね、そのプロセスに点として存在するもの。結果を生きる目的とすると、結果を達成した時に立ち止まってしまう。だからこそ過程だって大事なんだと。僕はそう解釈してみた。

なんだろうな。ガンディーの言葉って忘れた時に見返したい、振り返りたいそんな言葉なんだよな。日々過ごす中で、視野が狭くなることもある。人と比べたり、妬んだりすることもある。

そんな周りにばかり目が行ってしまう時こそ、ガンディーの言葉は輝きを増すんじゃないだろうか。外部に左右されない、内面。その内面に秘めた信念や真理。それらをとことん磨きなさいと。周りが気になったり、自分がどんなものか分からなくなった時こそ、思い返したいなあ。

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