「勝ちたかったら勝たせろ。」
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では、本題。
映画・「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」を観た。
『ハーパース・バザー』や『ヴォーグ』といった世界的に有名なファッション雑誌の編集者として活躍し、
その後はメトロポリタン美術館の衣装部門のコンサルタントとしても活躍した彼女。
50年以上ファッション界を支えてきたそんな《女帝》の人生を追ったドキュメンタリー映画。
圧倒的な才能・他とは明らかに異質な個性をもった人間は、俺みたいな凡人とはやっぱり違うなと思いつつ、
なぜ彼女が流行り廃りのスピードが目まぐるしいファッション業界で勝ち続けてきたのか?がわかった。
それは徹底して人を勝たせてきたからだ。
徹底して人を勝たせてきたから、彼女も勝ち続けてきたんだ。
編集者の仕事としてモデルや服を勝たせるのは当然と言えば当然なのかもしれないけど、彼女はそれを誰よりもできたんだよね。
しかも彼女の凄さは本人の気づかないような魅力を引き出したこと。
顔やスタイルといった目に見える良さだけじゃなく、目に見えない魅力を見抜いたんだ。
そうやって彼女が目を留めた人は花開いていった。
雑誌作りでも、読者の今ある欲求ではなく潜在的な欲求に応えることを考え続けた。
だから他の雑誌とは違うけど、売れ続けたんだ。
時代のファッションを創り出した彼女は、もはやファッションそのものだったという。
女帝と呼び名があるように、たしかに強情で絶対的だったかもしれない。
だけど、彼女ほどファッション業界でモデルや服を勝たせ続けた人はいないんじゃないかな。
彼女のようにずば抜けた才能がなかったとしても、人を勝たせるって超重要なんだよね。
とくに最近は「信用」が大事だとよく聞く。
その信用を得るにも人を勝たせることが良いんだよね。
たとえばスキルシェアってまさに人を勝たせることでしょ。
SNSを駆使して自分のスキルを惜しげもなくギブしている人はやっぱり上手くいってるんだよね。
もちろんビジネス上、経営が成り立たないから有料と無料の線引きを決めないとだけど、もはや自分だけ所有していたらダメなんだ。
自分自分と突き進む姿勢は大事。
でも人を勝たせるようなシェア精神がなかったら絶対に勝つことはできない。
相手を潰すなんてもってのほかだよね。
でも俺みたいな多くの凡人は彼女のような才能はない。
シェアできるスキルもない。
じゃあ人を勝たせるにはどうすればいいのか?
それは、なんでもやることだ。
相手が困っていることなら進んでやる。
相手が困りそうなことなら先回りしてやる。
そうやって小さいことでもいいから、人の勝ちに貢献すること。
「何にも無いから何もできません。」って言うやつはクソ、それこそ怠慢で一生道を切り拓けない人。
何にも無いならなんでもやるんだよ。
これは彼女の言葉。
勝ちを望んでいるなら、相手を勝たせるためになんでもしよう。
なんでもやって自ら創り上げよう。