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「多様性を受け入れろ。」


映画・「チョコレート・ドーナツ」を観た。

今まで観た映画でベスト3に入るほど俺はこの映画が本当に好きで、何回も観ているし観るたびに人として大事なことを感じれる。

まじで超良い映画だから観て欲しい。

以下あらすじ。

舞台は1979年カリフォルニア。
同性愛(ゲイ)の恋人同士であるショーパブのパフォーマーと弁護士が、
薬物中毒の親からネグレクトを受けているダウン症の少年と暮らしはじめる。
その三人が冷たい社会、差別や偏見に戦いながら生きていく実話に基づいた物語。


大事なことを感じれると書いてたけど、この映画を観ると

多様性を受け入れることがどれだけ大事かがわかる。

どう考えたってヤク中でネグレクトしているクソ親より、血はつながっていないけど愛情を持って育てる意志がある人の方が子どもにとっていいでしょ。

そこにゲイとか関係ないんだよね。


1970年代のアメリカは今よりもっとそういった差別や偏見が激しかったらしくそんな社会自体胸クソが悪いんだけど

趣味嗜好・生まれた場所・育った場所・肌や眼の色だけで

その人を判断する奴ってほんと何なんだろうか。

確かにそういったものから性格の傾向は推測できるかもしれないよ。

だけど、偏見や差別の材料にしてはダメでしょ。



多様性を受け入れる器を持たないとどうなるのか。


まず一つは、自分の世界が広がらない。

多様性を受け入れないってことは既知の世界に留まって既知外の世界には触れない、もしくは触れたとしても拒絶するってことなんだから当然自分の世界は広がらないよね。

よく、やりたいことがないと悩む人がいるんだけど解決方法は多様性を受け入れることだ。

なぜなら、やりたいことがないってことは自分の知っている世界にやりたいことがないだけなんだから多様性を受け入れて自分の世界を広げればいつかは出会えるからだ。

何回か投稿しているけど、やりたいことは探すものじゃなくて出会うものなんだから焦らず世界を広げ続ければいいんだ。

まぁ、やりたいことなんて別になくていいんだけどね。


もう一つは、人を殺す可能性があるんだ。

これは特にこの映画を観て感じたこと。

違いを認めない多数派から差別や偏見を受けると少数派は当然生きづらくなる。

でも、少数派は多数派とは少し違っているだけで特に犯罪を犯すような悪いことはしていないんだ。

ただそれだけで生きづらくなり結果的に、格差や争いが生まれて人が死ぬ。

世界で起きている戦争も多様性がないから起きているんだ。

宗教戦争なんて他の宗派の違いを受け入れていたら起きるはずないんだ。

本当におかしいんだよね。



他の国よりか差別や偏見が少ない日本ですらヘイト問題とかはある。

ほんと世界には差別が跋扈している。

別に良い子ぶるわけじゃないんだけど、くだらないなと思っちゃうんだよね。

正直、俺に対して嫌な奴だったら嫌な奴と思うだけ。良い奴だったら良い奴と思うだけ。笑

そこに人種とか関係ないでしょ。


いつの間にか植え付けられたイメージに囚われすぎたらダメだ。

そのイメージは他人が勝手に植え付けたものなんだからね。

自分で観て聴いて触れて感じたものが全て。

それが自分の価値観だ。

既知外を拒絶しないで、違いを受け入れて色んなものに触れていこう。

自分の価値観を広げて感性を磨こう。

多様性を受け入れろ。


この映画のラストに流れる「I Shall Be Released」がマジでヤバイ。



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