「悔しさを忘れるな。」
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いつの間にか心理操作されているかもしれないんだから、誰もが仕掛ける側の戦略や視点を知ることは重要。
デザインによる仕掛けを知りたいならぜひ読んでみて!
では、本題。
映画「ミルカ」を見た。
インドでは知らない人がいないほどの人気を誇り、オリンピックで大活躍した元陸上中短距離走選手ミルカ・シン。
そんな彼の半生を描いた映画。(自伝ではないかな)
観慣れていない独特のインド映画はどうかなと思ったんだけど、まったく観にくくなかったし、
インドの歴史も多少知ることができたから良かった。
俺はこの映画を観て、悔しさこそ最大の原動力になるなと思った。
婚約者が突然消えたり、ミルカの才能に嫉妬した他選手から妨害されたり、オリンピックで負けたり、ライバルに煽られたり。
その悔しい思いをするたび、ミルカは走ることにチカラを注いでいった。
もし婚約者とめでたく結婚できたり、オリンピックで最初から勝ててたら、ミルカの長期的な成功はなかったんじゃないかな。
もちろん、国民的英雄にもなることはなかったと思うな。
アスリート以外でも、悔しいから勝ちたい、悔しいから変わりたいってキモチは超大切だ。
というか、悔しさほど原動力になるものは無いんじゃないかな。
だって、負けて悔しいからまた挑む、変われなくて悔しいからまた挑むんでしょ。
たいして悔しさを感じていないヤツは挑まないし、勝ちにこだわらないし、何ごとも続かないんだよね。
負けたらおしまい。変われなくておしまい。
ただそれだけ。
(別にそれが悪いということではない。)
それに彼には「走り」があったように、悔しさをブツケれるものがあるって重要なんだよね。
それがあれば戦う相手を間違えなくて済むからね。
昨日も書いたけどホント戦う相手を間違えちゃいけないんだよ。
そこをミスると結果も出ない、人生も変わらない、精神的にも良くならないから。
たとえば、ミルカに嫉妬して妨害した選手のようにね。
人のせいにしたって、誰かを攻撃したって悔しさは晴れないでしょ。
なんとなくだけど、悔しさをブツケるものがない人ほど戦う相手を間違えている気がするな。
これは映画の最後で出てきたミルカの言葉だけど、勤勉さも強い意志も献身も悔しさがなきゃ備えられないよ。
負けて悔しいから勝つためにマジメに取り組めて、意志も持てる。
悔しい思いをしたぶん何が大切かを知り、人にギブできるんだ。
ミルカのように超一流のアスリートや結果を出している人をみると、何かしらの絶望を味わったことがある人がほとんどだ。
だから「絶望を経験すれば人生を変えれる・結果を出せる」と思っちゃう人がよくいるんだけどそれはカンチガイだ。
絶望を経験したってたいして人生を変えられない・結果を出せない人はたくさんいる。
重要なのは、その経験をして「どれだけ悔しがり、どれだけ這い上がろうと思った」かだ。
まぁ、超悔しくて這い上がろうと思うのには、絶望体験が手っ取り早いんだけどね。
勝ちたいなら悔しさを忘れるな。
それが大きな原動力になる。
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