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#26「ちょちょいのちょい。」

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「天国の記憶を思い出せば、人生に奇跡が起きる!」は、
シリーズものです。初めての方は、
#1人生に奇跡を起こす方法!」からご覧ください。
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中学校に入って、環境が変わり、
思春期になっていくにつれて、

天国の記憶というものは、
すっかり自分の思い込み
だと思い始めていた。

中学を卒業する頃には、

地球にもだいぶ慣れてきて、
すっかり染まっていた。

・たくさん友達も出来た。
・部活もやり始めた。
・普通に恋もした。

楽しいといえば、楽しかったけど、
どこか満たされない自分もいた。

なぜか分からないけど、
とても窮屈さを感じていたし、

何か大事なことを忘れている感じ。

いや、どちらかというと、
忘れたかったのかもしれない。


自分の感性は間違っている。

ちゃんと生きなくては。
という意味不明な生き方。

でも、相変わらず、「人間とは何なのか?」
という研究を続けていた。

今、思うと「自分は何者なのか?を、
知りたかった」
のだと思う。

だから、中学生までは、
流されるように生きた。

きっと、周りから見ると、
楽しそうな中学生だったろうけど、

本当は、楽しさなんて全然感じていなくって、
ずっと退屈だった。

楽しそうな中学生を演じていたような
気がする。


唯一、面白かったのが、
人の相談を受ける
ということ、

中学校に入ってから、色んな人が
僕に相談をしてくるようになった。

小学校から人から相談を受けることは
多かったのだけど、その内容が深くなった。

学級委員長から、ヤンキー、
冴えない奴から、イケてる奴まで、

たくさんの幅の人の相談を受けた。


「なぜ、相談してくるかというと、
的確なアドバイスが出来るからだ。」

そりゃそうだよ。

天国の僕から見れば、
みんなが抱えている問題なんて、

「ちょっちょいのちょい」だったから。笑

相談された瞬間に答えは分かるし、
どうしたら解決すればいいかも分かる。

どんな言葉をかけたらしいかも分かるし、
何をどうしたら良いかが分かる。


天国の叡智というのは、
それくらい凄いのだ。

そして、これは「人間は何なのか?」というものを
ダイレクトに味わえたし、

とても喜ばれるので、なんか嬉しかったし、
面白かった。

つづく

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