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#27「高校を辞めてみた。」
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「天国の記憶を思い出せば、人生に奇跡が起きる!」は、
シリーズものです。初めての方は、
「#1人生に奇跡を起こす方法!」からご覧ください。
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勉強は出来るほうだったから、
高校は、進学校に入学した。
けど、高校生にもなると、
「何の目的も持たずに、勉強をしていくことに、
意味を見い出せなくなった。」
義務教育だの、大学進学だの、就職だの、
僕にとってはどうでも良いことだったし、
興味もなかった。
いまだに天国に帰る方法も分からず、
その価値観も理解されない現状に、
「地球の制度には、もう耐えられん!!」
となって、高校2年生のときに学校を辞めてみた。
周りの大人たちが心配していたので、
一応、通信制の高校は卒業してみた。
なんかこの頃は、天国に帰れない苛立ちとか、
思春期の悩みとか、理解されない孤独感とか、
そんなんが入り混じって、ちょっと
ヤケになっていたような気もする。
高校を辞めた僕は、昼はアルバイトをしまくって、
夜は街で遊ぶという、生活になっていった。
あまり褒められた生活ではなかったけど、
友人の幅がまた広がった。
この頃、相変わらず相談だけは続いていた。
ある日、「なんでそんなこと分かるの?」
と聞いてくる人がいた。
仲良しだったので、天国の記憶の話をしてみた。
「たぶん、それでだと思う。」
「でも、秘密にしといてね。」と言っていたのに、
たちまち噂になった。
相談者が後を絶たず、相談者が相談者を連れてくる。
そんな状況になってしまった。
最初は、人の役に立てることが嬉しかったし、
ちやほやされて、認められた気がしていた。
この頃は、1日7件とか相談を受けてたなー。笑
でも、人の相談を受けるというのは、
「人の心の裏側を見ること」でもある。
思春期だったこともあったのか、
この「裏側の部分に耐えられなくなってきた。」
正直に言うと、やっぱり人間って嫌だな。
という気持ちを思い出してしまったのだ。
そして、ある日、許容範囲を超えてしまったので、
「相談は受けられなくなった。」と伝えた。
そしたらこんなことが起こったのだ・・
つづく