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#40「正面衝突!」

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「天国の記憶を思い出せば、人生に奇跡が起きる!」は、
シリーズものです。初めての方は、
#1人生に奇跡を起こす方法!」からご覧ください。
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アルバイト生活になった僕は、
毎日、こんなことを考えていました。

「オレは、なんでこんな仕事をしているんだ!」
「オレは、こんなところにいる人間ではないのに!」
「すぐに辞めて、別の仕事をしてやる!」

なんだか、惨めすぎて、
現実を受け止められないような感じ。

はい、そうです。

このときの僕は、「最高にダサい奴」
成り下がっていたのです。

このときは、天国の記憶なんてものは、
遠い昔の話になっていて、

自分の変なプライドだけを守りながら、
フテくされて生きていました。

そんな状況の中、
僕を支えてくれたのは、

人生の先輩方でした。

僕を色んなところに連れていってくれて、
色んな経験をさせてくれて、

お金のない僕を心配して、
いっぱい奢ってくれて、

そんな先輩や仲間たちと、
新しいビジネスの話をしたり、

バカな話をしたりと、
それだけが楽しみでした。


僕はいつも人に恵まれています。
人に助けてもらってばかりの人生。

感謝しかないのですが、

そのときも、心の中では惨めさが
抜け切れず、いつもモヤモヤした日々を送っていました。

相変わらず、アルバイトは手抜きをして、
適当にやっていましたし、

まだ「オレはこんなところにいる
人間ではないのに!」

という意味不明なプライドを持って、
みんなに接していました。


このときは、人生に光が見えなくて、
絶望の淵にいたのですが、

それをさらに追い込むことが
起こったのです。

アルバイトの帰り道、

ストレスの溜まっていた僕は、
車をぶっ飛ばして帰っていました。

点滅信号に差し掛かったのですが、
夜だったので、確認もせずに

突っ込みました。

するとそこに、右側から車が突っ込んできて、

「危ない!!」

と思いつつ、視界がスローモーションに。

あぁ、こういうときって、
本当にスローモーションなんだなーとか、

そんなことを考える余裕もありながら、

「ガッシャーーン!!!」


正面衝突の事故でした。

つづく

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