#42「地獄の合宿。」
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「天国の記憶を思い出せば、人生に奇跡が起きる!」は、
シリーズものです。初めての方は、
「#1人生に奇跡を起こす方法!」からご覧ください。
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建築仲間で思い出しのだけど、
この建築仲間っていうのは、
その昔、僕が建築デザイナーを
目指していたとき、
「建築塾」という2泊3日で行われる
マニアックな合宿で仲良くなった人。
このマニアックな合宿では、
普段はお会いできない、
「有名建築家」が先生になってくださるのだけど、
その方たちの前で「与えられたテーマの作品を創り」
プレゼンをして、叩かれたり褒められたりする、
「地獄のような合宿」なのである。笑
この地獄の合宿を共にした仲間たちとは、
何か良く分からない絆みたいなものが生まれるから、
終わってもなんか仲良しだったりする。
ちなみに、このときに、
とある有名建築家の方が来られたのだけど、
この人は、建築業界では異端児扱いされていて、
「建築は生命体です。」とか、
「この建築は、宇宙と交信しながら、
成長していく建築なんです。」とか、
「家には瞑想部屋が必要だ。」みたいな、
ぶっ飛んだことを言っていた。
けど、この感覚は
天国の感覚にとても近かったので、
僕はこの方の話を聞いているとき、
心が躍っていた。
けど、仲間たちは「意味不明だよね。」って言ってた。
いや、僕には凄く理解できる~~!
って、言いたかったけど、
それを言う勇気はなく、
こっそりときめいてたのだけど、
やはり、同じ感覚の人なんだなーと
思った出来事があった。
その建築塾で、僕がとあるテーマを
プレゼンしていたとき、
そこにいた先生たちからは、理解されなかったり、
ボコボコに叩かれたりしたプレゼンがあった。
僕が落ち込んでいると
その変人先生だけは、
後からこっそり近寄ってきて、
「君は面白いことをしようとしているね~!」
って褒めてくれた。
実は、彼は人を褒めない人で有名だったのだけど、
なぜか僕は褒められた。
「あ、やっぱりこの人は、天国の感覚を持ってる人だ。」
と、そのとき確信した。
その感覚を、社会に公表しながら、
ちゃんと生きている姿にとても勇気づけられたのを
思い出した。
つづく
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