なんのために化粧をするのか。
最近某企業のCMが話題になってるのでのっかって見ます。笑
そもそも私は現場ではほぼすっぴんか薄メイクで行くことが多いです。
なぜかというと「自分のことにかまう余裕がないこら」です。
ヘアメイクというのは決して現場では主役ではありません。
あくまで主役はモデル、俳優さんである演者です。
そこで自分のメイクを直すというのもなんだかな、、と感じてしまいます。
かといってメイクをしっかりして行くのであれば「ヘアメイク」なので常に完璧でなければいけないと思います。
その2つを取ったときに化粧をして行くということをあまりしません。
正直他人をかまうお仕事なので自分のことなんて二の次なんですよね。
若い頃はそれこそ化粧というは武装に近いものだと思っていました。笑
今でも友達と遊びに行く時などは武装をしていきます。笑
ただ「ヘアメイク」として考えると武装はいらないんですよね。
あくまで私の考え方ですが。
人と密接に関わるお仕事なのに武装をするのはいかがなものか?
というかんじです。
またヘアメイクの考え方では「すっぴん」というのも表現の1つでもあります。
美容部員さんではないので全ての部位にメイクを施す必要はないのです。
アーティストであるヘアメイクがこれで行くと決めればそれでいいのです。
そういう意味ではなんのために化粧をするのかというと「自分を表現する」に限ります。
ですが
女性は美しくなければならない。
そんな考え方がフェミニストの方達からすると嫌な表現になるのかなと思う今日この頃です。
では美しいとは一体なんなのか。
そもそも美しいという字は羊が大きいと書きます。
私の名前にも入っていますが最初にそれを聞いたときはあんまりいい気はしなかったものです。笑
細い体が美しい。
小さい顔が美しい。
言葉と文字の意味が矛盾してますよね。
羊が大きいということは価値が大きいもの。
神様への献上品として大きく肥えた羊が良いとされたのが語源です。
昔の時代には大きいものが美しかったのです。
今の時代は?
私は美しいという概念が変わりつつあると思っています。
昔の考え方に戻りつつもあり自由を求められていると。
それこそ10年ほど前はファッションショーで拒食症すれすれのモデルが歩き、雑誌の裏表紙にもあばら骨が浮いた女の子が「こんなに痩せることができました!」なんて書かれているのが当たり前にありました。
今では渡辺直美さんが化粧品の広告塔になっています。
コレクションのモデルも低体重だと弾かれます。
自由に表現するのが美しい時代に入ってきたと思っています。
自由に表現するというのはまさに「生きること」ですよね?
すっぴんも化粧のうちの1つ。
ガチガチに武装するのも化粧のうちの1つ。
「生きるために化粧をする」
良いキャッチコピーだと思います😊
というわけで今回はここまで。
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