大人のヒーローが描きたかった。華麗なる変人×平凡な男子高生=青春ラブ&冒険ミステリィ
間宮宙(26歳)♂は、今最も作品が注目される若き現代美術家であり、甥の橘慈雨(17歳)♂は高校二年生。二人がひょんなことで同居し始めることで平凡な慈雨の毎日は一変する。
冒頭のセリフは、クロエの長編小説「間宮宙のスランプ 魔女の采配」のワンシーンのセリフです。
クロエはヒーローものが好きなのです。特に「バットマン」と「007」は大のお気に入りです。
さて、何を書こうかと思ったときにとにかく「この人さえいれば何とかなる」というヒーロー像を描こうと思いました。
そして「派手に行こう」とも決めました。さらに重要だったのが「大人であること」でした。日本ではいまだにヒーローは子供が演じるのです。
結果、現れたのが「間宮宙」なのです。
セレブリティにして、生まれついての大富豪でありしかも超イケメン。これでもか!という間宮ですが、実は「恋愛不適格者」だったのです。
残念!><
そのため、元カノに振られ、この二年間スランプに陥り、一枚も絵を描いていない。
という設定になりました。
その彼の元にやってきたのが、「君子危うきに近寄らず」「無事これ名馬」がモットーである、超平和主義者の甥っ子の橘慈雨です。
人に気をつかいすぎるくらい気をつかう慈雨と、人に気をつかうことを知らない間宮が同居を始めたのでさあ大変。
間宮のあまりの放言ぶりに当初は逃げ出したい一心だった慈雨ですが、気が付いたら間宮の思考の中にいる時だけ羽を伸ばせることに気づくのです。
そんな二人の前に「魔女のシンボル」を持った女性が現れ、魔女の正体を突き止めることになりました。一方、元カノへの思いが断ち切れない間宮は慈雨のススメで元カノに連絡を取ることにします。
間宮もまた、慈雨との出会いで変わり始めるのです(焼け石に水ですが)。
果たして二人は事件を解決できるのか?
元カノからの返事はくるのか?
間宮はスランプを克服できるのか?
という仕上がりになりました。
ところで「セレブリティ」という言葉は本来「有名人」という意味しかなく、「お金持ち」という意味は全くありません。
悪名高き犯罪者でも、無一文でも有名なら「セレブリティ」なのです。
というわけで間宮を形容するときには「セレブリティにして大富豪」という言い方をしています。
「間宮宙のスランプ」シリーズはAmazonで発売中です。試し読みもできますので気になる方はぜひご覧ください。
Kindleunlimitedの会員の方は追加料金なしで読めます。
<目次>
1 華麗なる変人
2 恋愛不適格者
3 呪いの儀式
4 元カノ
5 魔女の正体
<目次>
1 美女と暇人
2 プリンセスセミナ
3 吸血鬼島
4 脱出
5 熱愛報道
第3巻以降も順次発売予定です。
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