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2023年総決算、そして2024年の空気感を掴もう!



景気が悪いのは政治のせい(それはそう)


伊藤祇穂(以下、祇穂)「2023年ってどんな年だったと思う?」

みい「なんか……景気悪い年だったなーって」

祇穂「それはずっとそんな感じだけどね」

みい「物価高って言うのが、みんなが実感出来るレベルまで来たのが今年だったな、って。ロシアとウクライナの戦争で、原油が入って来ないっていうわかりやすい『じゃあダメだよねえ~』ってダメ根拠が明らかになっちゃったので、余計実感したかな。
今までだと景気がどうのって言っても、株価が〜とか、円が〜とか、首をすくめていればやり過ごせてた感じがあったけど、事実として戦争してるから原油来ない、じゃあ燃料費から何からあがるから、こりゃダメだよね~っていう諦め感が強い」

祇穂「それは政治が悪いんだよね。そもそもとして、総理がダメなんだよ。彼がもっと大鉈振って、トップとしてやるべきことをやってくれていれば変わったと思うよ。閉塞感は打破出来たかも知れない。今後の希望としては、内閣改造しまくって、この下っている時期を早く終わらせる」

みい「前にも言ってたね、105代まで総理が替わるといいって。今は、102代だっけ?」

祇穂「101代目。今は下がって来ちゃってる時なんですよ 全体の流れとして」

みい「それは世に言う『三代目は家を潰す』的な意味での、101代目はイマイチっていうこと?」

祇穂「まあ、流れの読み方としては、そんな感じ。100代ぐらいから落ちてきてて。本当は民主党政権だった93代から95代、この時が政治的には安定してていい時期だったのに、そのタイミングで野党が与党になっちゃったのでね。手探りの状態で、慣れないまま終わってしまった。
ああいう安定した時期に、ドンと腰の据わった大物が来ればすごく良かったと思うんだけど。まあ、首相が替わらなくても内閣改造すれば代が変わるので、さっさと105代まで回しちゃって」

次の総理は誰がいい?


みい「ずっと岸田さんのままでもOK?」

祇穂「残念ながら彼は、今ぐらいからダメですね。天中殺に入るので。ただ、めぼしい人もいないんだよね〜。
次は102代、北側。北側って女の人の要素があるのね。そうすると高市早苗か野田聖子か。でも二人とも命式はよくない」

みい「小池百合子は?」

祇穂「小池百合子は……悪くないんだよね。2024年の百合子は周りにケンカ売っていくと思われます。それが、都民の事を考えて動いてくれてるといいんだけどね」

みい「百合子止まらねえな……しかし首相になる為には、まず自民党に返り咲かないとね」

祇穂「年齢も年齢だし、あの人は都知事で終わりでいいんじゃないかな。あとは……河野太郎とかか……。河野さんはダメですね」

みい「すがっち500は?」

祇穂「すがっち500ってなに?」

みい「河井元法相の裏金献金証拠? とされるメモに、総理や幹事長は何千万単位なのに、菅さんは〈すがっち500〉って雑に書いてあったの。もっと可哀想な呼び捨ての〈甘利100〉っていうのもあるけど」

祇穂「あー、でも菅さんが一番マシかな。今年と来年の彼の命式を見てないけど、名前が挙がってる中ではいちばんアリかも」

突然の陰謀論、それは侵略の始まりだった?!


みい「あと、2023年は、ジャニーズとか、宝塚とか、その業界では日本を代表する様な存在が突然ガラッと崩れちゃった、っていうのが印象的だったよね。まさか去年の紅白の時は、今年の紅白にジャニーズが一人も出ないとは夢にも思わなかった」

祇穂「あれは単体じゃないと思うんだよね」

みい「ん?」

祇穂「ジャニーズにせよ宝塚にせよ、もちろんそれぞれに内包していた問題があって、瓦解する要素っていうのはあったと思うんだけど、それが突然明るみに出て来たのは、日本全体が狙われていたっていうか……これ調べようと思ってたんだよね。それがいつからか始まったのかはわからないんだけど……」

みい「え? まさかの、どこかの国が、日本を攻撃して、日本のカルチャーを破壊しようとした結果である、みたいな、そういう陰謀論的な話?

祇穂「そう」

みい「うそーん?!」

祇穂「そういう方向じゃないかとしか思えなくて。どこかに原因があったんだよ。歴史の中で、どこかの時点で日本がやらかした事があって、その流れから今、攻撃されている」

みい「日本のエンタメ市場に関して言えば、大手事務所が倒れて得をしてるのはK-POPだよね。でも韓国は今、ミュージックシーンでは世界王者に近いので、今さら日本なんて潰しにこなくても」

祇穂「音楽、っていうのも、国 対 国で考えた時には、日本の一部なんだよね。日本を潰すという目的があったとしたら、蟻の一穴というか、くさびを撃ち込んで崩していくポイントがあるわけじゃない。
そこから入り込んでいけば、身近にあるものに親しみを感じて、それが当たり前の日常になっていく。文化的植民地化というか。それにはエンタメが入りやすかったのかなーとか。
どこがっていうのはそこまでは調べられなかった。歴史上どこかで原因があったんだと思うんだけど、それはそのうち調べるわ」

みい「まあ、いきなり『実はそれは、パプアニューギニアからの刺客だったのだ!』みたいな事はないだろうから、近くの国かなって気はするけど」

祇穂「アジアなのか欧米なのかって言うと、アジアの可能性は弱い気もするんだけど」

みい「えー。でも、『日本をカルチャー界から潰していくぞ! この、我々イギリスが!』みたいな事思うかね?」

祇穂「日本って、貧富の格差も激しく無く、教育水準も高くて、ないないって言ってもまわりの国々から見ればお金はあるし、失業率も低い。勤勉で真面目、人を疑わない国民性で、これはあんまりよろしくない表現だけど、洗脳しやすいと言うか……。だからアジアの国の中では狙われるんじゃないかと思ってる」

2024年は庶民の時代


祇穂「流れとしては日本は今、庶民の方に向いているのね。庶民を対象にした商品が売れる〈庶民の時代〉

みい「ハイブランドの、バーキンがバカ売れとかそういう時代ではないのね」

祇穂「商売だけじゃなくて、選挙でも、庶民目線で庶民に対する政策を打ち出す党が伸びる。2024年は、庶民がもう黙ってない。今まで胸の内でふつふつ滾ってきたものが、ここだ、っていうタイミングがあれば、一気に爆発する」

みい「これおかしいじゃん! ってみんなが思っていることを是正することが出来る2024?」

祇穂「目的の為なら手段も選ばないし、犠牲も厭わない。犠牲をはらっても、やるんだけど、自分の手を汚さない可能性もある。庶民の生活を良くする為に、庶民の意志で、施政者を動かしちゃう、とかね。
政治家とかNPO団体とかを隠れ蓑にして、世間を変えてしまうとか」

みい「いい感じに変わってくれるなら変わってくれた方がいいよ。やっぱり、閉塞感あるじゃない。上の方でどんどん知らない法案が可決していくけど、目に見えて生活が良くなるということはない、っていう今の状況が、庶民の力で変わっていくなら、今年よりいいんじゃない?」

祇穂「ただ、庶民にも色々いるわけで、自分の為だけではないけど、自分の団体のためにやる、っていうのはあるかも」

みい「えー。どこかの宗教団体が自分の団体の教義の為に動かれても、私たちには何の得もないよね」

祇穂「っていう可能性もゼロではないの。誰かにとっては正義だけど、誰かにとってはそうじゃないかもっていう。ただもう、庶民も黙ってないですよ、っていう時代。
あとは、商売をやるにしても、真正面にまっとうにやっている人には、しばらくいい時代だね」

みい「FXで突然儲けるとか、そういうのじゃないのね」

祇穂「そう。本当は〈遊びの時代〉に入っているから、もっと世の中が明るくなっていい筈なんだけど、それがないのは、やっぱり日本にお金がないからかなー」

みい「お金がなくても出来る遊びをするとか。すごろくとか」

祇穂「(笑) 都会じゃなくて、自然に融合する様な……ワーケーション的な…」

みい「お金かかるじゃん! わたし今『キャンプもお金かかるよね』って言おうとしたら、ワーケーションときたか!」

祇穂「移住しちゃうとか、都会であくせくして、っていうより自然の中でのんびり過ごして四季を感じて、っていう方向に行く筈なんだけどね。それであと2〜3年で〈庶民の時代〉も終わる」

みい「〈庶民の時代〉が終わるとどうなるの? 貴族の時代?」

祇穂「〈権力の時代〉。だから今、『将来的にある程度の地位にのぼりつめたい!』と思ったら、今は庶民に媚びを売って、地位を得て、権力の時代になったらそれをふりかざすといい感じですね。岸田さんは、」

みい「全然庶民に媚びてないじゃん」

祇穂「うん。本当だったら、既得権益みたいな過去のものをどんどん壊して、庶民に媚びを売っておけば、新しい時代を作れたんだけどね」

みい「そうだよね、若いんだから、〈権力の時代〉まで余裕で現役でいられたのにね」

来年はオイルショックの空気感


みい「はいここで、わたしのジムのトレーナー氏からの質問です。『2024年の空気感っていうのは、わたしたちが生きてきた時代の中だと、何年ぐらいに似てるんですか』だそうですが」

祇穂「私たちアラフィフが生まれてから、小学校入るくらいまでの時代」

みい「……アラフォーのトレーナー氏は生まれてないですね」

祇穂「オイルショックとか、そのくらいの時代。戦後、高度経済成長で、グワッと伸びた1970年代。団塊の世代が若かりし時代ね。一億総中流で、一軒家とマイカー買って、終身雇用で」

みい「あら、そういう時代になれば嬉しいじゃない。頑張れば頑張っただけ生活が豊かになる時代」

祇穂「ただそれは国のお金があって、景気が上がってる時だったから。下がってる時にそれが来てるからねえ……」

みい「お金がないオイルショックって、どのエッセンスを感じ取ればいいの? ただトイレットペーパーがないだけじゃん!」

祇穂「明るい材料としては、物も人も情報も日本に集まってくる。来年は甲木の辰。木の性質があって、東、太陽が昇る方、始まりの年。
辰は土用。春から夏への土用の時期だから、季節は安定してない。それと一緒だから不安定ではある。若さはあるけど。若さって不安定じゃない? 若い。青春。そういう意味では明るくはあるよね。
雑多にいろんなものが日本に集まってくるので、それをどう活かすか。
いい方に転ぶか悪い方に転ぶか、中途半端ではない年だよ」

☆おまけ1・中の人の2024


祇穂「みいちゃんの命式も見たんだよね。何かやるなら、あと二年ぐらいでやった方がいい

みい「え?! そんな事急に言われても?! 今から二年? 来年から二年??」

祇穂「今から二年。生活厳しいって言ってたじゃない」

みい「そう。厳しいから、なんか大福とか売るアルバイトがしたくてね、バイトル見てたけどなかなか大福を売るバイトがなかったのよね」

祇穂「なんで大福……?」

みい「本業が、割とご高齢のお客様を対象にしてるから、高齢の方へのサービス業、販売業がいいなと思ったの」

祇穂「たぶんみいちゃんはね、ひとりが好きな筈だから、客商売じゃない方がいいんじゃない?」

みい「わたしの28年の販売スキルを全否定しやがった」

祇穂「どちらかと言うと、一般大衆を相手にすると才能が開花するよ」

みい「え? 今はどちらかというと富裕層を相手にしているよ?」

祇穂「みいちゃんを活かすって考えると、大衆向けの方がいい。若い子たちも手が伸びるような価格帯のセカンドラインを出すとかね。
可愛らしい人だし、相手はみいちゃんに頼まれたらイヤって言えない。意外とお願い上手かもしれない」

みい「なんですと……? お願いをしないことで名を馳せてきたのに……? わたしビジネス用語で一番苦手な言葉『巻き込む』。『プロジェクトに人を巻き込め!』とか。巻き込めない。頼めないんだもん」

祇穂「多分、そこがうまく稼働してないんだよね。稼働させるなら外に向かっていかないといけない。人と話すとか、人のいるところにどんどん行くとか」

みい「その稼働してる、稼働してない、っていうのは、例えば車の機能として、本当は音楽が鳴るんだけど、このドライバーつけたことないんですわー、みたいな話?」

祇穂「あー、そうそう。持ってるのに、動かしてない。ただ、お願いごとを自分でしているつもりはないけど、まわりに悟らせて、やって貰ってる可能性はあるかな。
基本的には頑固だし、扱いづらい子ではある。かわいらしいし、弱くはない。物集めたりするのが好き。アイドルが好きっていうのも、そういうところなのかな。ハマりやすいところがある。溜め込む」

みい「物質的にはね、あんまり物を持たないようにしてるんだけどね」

祇穂「なんであと二年ぐらいと言ったかと言うと、午と未の年は動いちゃだめなの。それから、55歳ぐらいから流れが変わるから、55歳前のいい時期にやった方がいい。心は安定してるし」

みい「こんなに更年期にふり回されているのに」

祇穂「巳年がいいかもな。仕事って言う面では。今ぐらいから何か準備して、開店するとか始めるのは巳年がいいかも」


☆おまけ2・算命学的開運術


みい「資本がないわ……。巳年までにどうやって貯めよう。算命学って『毎日 水垢離して金運アップ!』みたいな、開運おまじないポイントがないんだよね」

祇穂「ラッキーカラーとか、色々、無くはないんだけどね。まあ絶対的な基本は『ご先祖さまを大事にしろ』だね。お墓参りとか、仏壇があるなら毎日キレイに掃除するとか、そういうのは絶対。
人の倫にはずれるような事はダメです。ほんのちょっとの事でいいんだよね。道に迷っている人がいれば声をかけるとか、ちょっとちょっとのボランティア精神が大事」

みい「あ! 見て見て。ちょうど持ってる……(ゴソゴソ)ビッグイシュー! 買ってますよ!」 

祇穂「ビッグイシューね。そういうのもいいと思う。今、こんな袋(セロケース)に入れてくれるんだ?」

みい「コロナ禍からかな。あれ以来、販売員さんが手袋する様になったし。定期購読すると、販売員さんの笑顔が見られないので、つい駅で買ってしまいます」

祇穂「話したり出来るしね。池袋の人とかすごい話しかけてくる」

みい「そうなんだ。わたし決まった人から買っちゃうからな。恵比寿駅の地下鉄入口の人はにこにこしてるだけです」

祇穂「そういうのって、めぐりめぐって自分に回ってくるからね。やっぱり親切は人の為ならずですよ」


算命学は、生まれた年・月・日の干支からその人の運命を算出し占う古代中国発祥の占術です。当たるも八卦、当たらぬも八卦。本記事は「算命学的にはどう見えるか」という雑談として理解ください。

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