漫画レビュー『キャプテン翼』成長には誰と一緒にいるかが大事とわかる
はじめに
人の成長において、自分のレベルを上げるために様々な方法があります。
その中の1つで「誰と一緒にいるか」というのがものすごく大事です。
人は影響を受ける生き物、憧れなども含め真似をする。
どういう人達と一緒にいるかで人生が大きく変わります。
そしてそれを体現した漫画のキャラクターがいます。
それは『キャプテン翼』に出てくる、「石崎 了」
シリーズを変え今なお連載中である『キャプテン翼』、現在はオリンピックを舞台にした『キャプテン翼 ライジングサン』が連載中。
そのサッカーオリンピック代表メンバーにも石崎は選ばれています。
なぜ彼は今の地位を手に入れたか個人的な考察を述べます。
1.元々は弱小チームのキャプテン
石崎は元々南葛小のキャプテンなのですが、GKの若林率いる隣の修哲小に0-30で負けるほど弱小なチームにいました。
しかも若林と練習グラウンドを掛けての対決で中学の先輩を呼ぶという割とずるいやつでした。
そして若林に負けるというバツが悪いところに東京から引っ越してきた主人公”大空 翼”と遭遇したのがストーリーの始まりです。
翼が南葛小に転向してきたこと、元ブラジル代表の10番ロベルト本郷がコーチに就任したことにより学校の対抗戦にて全国大会優勝チームでもある修哲小と引き分けるくらいの力をつける。
そこから石崎の努力も始まります。
2.実は超エリート街道
漫画では翼や若林、日向等個性たっぷりなキャラクターがいるなか、オチ担当みたいな位置付けの石崎。
周りがすごすぎて目立たないけど、実は彼も経歴はすごい物をお持ちです。
・小学生の時全国大会優勝メンバー。
・中学は1年から3年まで一度も公式戦負けなしの3連覇のチームに所属。
・中学時にジュニアユースに選ばれ、レギュラーで国際大会優勝メンバー。
・高校は部長としてインターハイ優勝1回、選手権大会1年から3年まで全て準優勝。
・ユースに選抜入り、その後ワールドユース(現実でいうU20ワールドカップ)でレギュラーに定着し優勝。
・高校卒業後Jリーグのジュビロ磐田に所属、すぐにレギュラーに。
・U-23オリンピックサッカー日本代表に選ばれ、レギュラーで活躍中。
・オリンピック後イタリアの名門、インテルに移籍決定。
・彼女あり。
漫画とはいえ、実は彼も実力は充分にあるということです。
しかもここぞという時に必ず見せ場がある選手なので原作者の高橋先生に重宝されているのがわかります。
3.自分を引き上げる人と共にいること
なぜ彼がここまで伸びたかというと、翼と出会ったことがきっかけ。
小学校の仲間は翼に追いつこうと思ったが無理とわかり今後別の形で関わりますが、石崎だけは翼がいるところに必死に食らいついて見事市の選抜チームである南葛FCに選抜入りをした。
それがなければ石崎自身も翼と同じ土俵に立つことはなかったと思います。
翼自身も自分が上手くなると同時に仲間にも𠮟咤激励をし、基準を引き上げてきた。
上手くなるには自分より上手い人と同じレベルで練習をする。
同じ基準で取り組む。
だから限界値を超えて能力が引き上げられるのです。
・さいごに
もしあなた自身が成長をしたいと思ったなら、今の自分より優れた人の元で学ぶ、練習、実践をすることで自分の限界突破が見えてきます。
サッカー漫画の礎となる海外の有名選手達も愛読しているキャプテン翼、現実離れしたプレーが多いが漫画だから、フィクションだからとみるのか、それとも漫画からでも学ぶか。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
執筆の励みになりますのでスキ、フォロー、コメントよろしくお願いいたします。
ではまた。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?