思っていたより内容が重くなってしまったけど大丈夫なのでマジでそんなに心配しないでほしい。
体重が、7キロ増えました。
厳密にいうと、戻って、ちょい増えた。
原因はシンプル。暴飲暴食。
僕はここ3ヶ月、文字通り、暴れました。
「宴」と称して酒を浴び、糖と脂をかき込む。特にビールとエビマヨ、シュークリームがうまかった。そのまま気絶するかのように眠りにつき、鏡に映る自分の顔はむくみ上がっている。
「この宴は週1の楽しみにしよう。」
そう心に誓った翌日、即、宴。
後悔の連続。怖くて乗れない体重計。負の連鎖。
僕はこの手の誘惑に、弱い。非常に。
「自分を律する」という言葉が胸に突き刺さります。律することができていなさすぎて、「律する」という言葉を入力するこの手が、申し訳なさで震えるほどに。
はっきり言って、僕の生活は乱れました。
そんな僕でも、律していた?整えていた?統制できていた?日々があります。
27時間テレビ「100kmサバイバルマラソン」
この企画に、若手芸人である僕が出演させていただきました。
2024年7月20日。
出場が決まってから、およそ2ヶ月間。
この日に向けての僕の努力は、控えめにいって、凄まじかった。
練習はもちろんだけど、特に食事面。
必要なものを摂りながら、体重を落としていく。襲いかかる誘惑をかわしていく。あらゆる手を使って、食欲を逃していく。
我ながらあっぱれ。
やっぱり、マラソンと体重は、切っても切り離せない関係。そこに「仕事」という面も乗っかれば、そりゃ頑張らざるを得ない。
かねてからランニングを趣味としていた僕は、よく芸人仲間からのイジりで、
「いやもうアスリートじゃん!」と言われるシーンが多々ありましたが、
この期間の僕は、「はい、そうです。」と返すしかないほどに、アスリート。ノーユーモア。ジ・アスリート。
本物のアスリートからしたら大したことないと思うけど、僕の人生31年間の中で、最もアスリートしていました。
絞った体重とともに、心もすり減っていたことも事実で。
この一世一代の大勝負を終え、
もういいかな。
これがここ最近思っていた率直な感想です。
出演できる喜びの影に、言葉にできないプレッシャーが膨れあがり、スタート前はどちらかというとマイナスな感情。
からの、大特番というデカすぎる舞台、優勝という結果、たくさんの祝福をいただく、つまり超プラスな感情。
そしてまた、いつもの生活に戻る。
この大きすぎる振れ幅を味わった結果、僕の心は風邪をひきました。
風邪というのは大袈裟ですが、ちょこっと休みたいと思いました。
季節の変わり目に、あれ?ちょっと体だるいかも?と感じる、あれ。みたいなやつです。
思えばこの宴期間は、その風邪の症状だったのかもしれません。
僕の人生で今このタイミングが大事な時期だとわかっていながらも、頑張ることと距離を置く時間が必要でした。
でもね、聞いて、
これを書いている今は、完治しました。よかった。
みなぎっています。俺。
こんな言葉無いと思うけど、「必要な風邪」でした。
頑張りたい気持ちが溢れまくった結果、この文章を書くという行為に至っています。
風邪をひいている最中も、ランニングはやめませんでした。
100kmが終わって、ちょっとだけ足を痛めていたのですが、10日後くらいには走り出しました。これはもう本能的なものなのだと思います。
明確な目標がなくても、外に出て走りたいと思う。
がっつりとした練習はできていません。ただ、ちまちまと、ゆっくり、ぼーっと、夏を思いっきり感じながらジョギングを楽しんでいました。
走っていても太るんだから、僕がここ数ヶ月いかに食に貪欲だったか、おわかりいただけるでしょう。
とりあえず、僕にとってランニングは、生きていく上での強い柱です。
今後のレース
夏が過ぎ、いよいよマラソンシーズンが幕を開けました。
僕が今シーズン出場する大会は以下の通りです。
東北・みやぎ復興マラソン(2024年11月3日)
世田谷246ハーフマラソン(2024年11月10日)
東京ニューイヤーハーフマラソン(2025年1月12日)
別府大分毎日マラソン(2025年2月2日)
あさって、11月3日、さっそくフルマラソンです。
しかもこの東北・みやぎ復興マラソン、僕は”ゲストランナー”として出走させていただきます。
初めてです。遠い未来の夢でした。ほんとうに嬉しい。
みなぎっています。やる気があふれています。
しかし、体は仕上がっていないのも事実。これはもう仕方ない。
体も心も100%の状態で挑めることって、そうそうないですよね。マラソンも、人生も。
だったら割り切って、現状のベストを尽くします!
初めての東北でのフルマラソン、初めてのゲストランナー、
慣れないことばかりですが、
一歩一歩を噛み締めながら、楽しんできます!!
そして俺は、絶対に牛タンを食べる。