【ホテル】BIOホテルと私ができること
今日はまだ行ったことがないけれど、調べていてとても興味が湧いたホテルがあったのでご紹介したいと思います。
BIOホテルとは
BIOとはオーガニックのこと。オーストリア発祥のBIOホテル協会が食事や施設、従業員の働き方などに厳格な基準を設け、基準をクリアしたホテルは認証を受けることがきます。
例えば、ホテルで提供する食事や飲み物は全てオーガニックであること。（一部地元のものであればオーガニックでなくても良いという例外もあるが、その数も決められている）
タオル・リネン・施設の建材や内装も可能な限り自然素材を使用
再生可能エネルギーの積極的な活用を含めCO2排出量削減にも厳格に取り組んでいる。 などなど、ヨーロッパでは厳しい基準をクリアしたホテルがいくつかあります。
日本では2013年にBIO Hotel JAPANとして発足しました。ヨーロッパのBIOホテルより少し基準を下げているようですが、フード、コスメ、環境において定められたものがあります。
BIOホテル基準
１、フード基準：有機承認の農作物及び加工品、または日本BIOホテル協会のガイドラインに適した食材を90%以上使用すること
２、コスメ基準：シャンプー・石鹸・スキンケアなどの製品は国際的なオーガニック認証機関により認証されたもの、または同等の安全性を有するものを使用すること
３、環境基準：CO2排出削減や再生可能エネルギーに向けての取得を１以上十実践すること
BIOホテルJAPANの公式サイトより
BIO HOTEL®が大切にするのは、地域の生産者とのネットワークです。
身近なところに信頼できる生産者がいることは、独自のホスピタリティサービスを充実させることにつながります。生産者も自分の農産物が高く正しく評価されることで、モチベーションを一層強くします。この関係性こそが、その地域の魅力や味わいをさらに拡充し、訪れるゲストに新しいライフスタイルを見出すためのいろいろなヒントを与えてくれます。BIO HOTEL®を拠点とするコミュニティは、持続可能で価値のある一つの小さな社会です。
日本の認証ホテル
Auberge erba stella（オーベルジュエルバステラ）＠北海道
北海道の魅力を食を通して伝えてくれるオーベルジュ。
おとぎの宿米屋 ＠福島
素朴な自然に囲まれた大人の隠れ家的宿。温泉で癒されたい。
カミツレの宿 八寿荘 ＠長野
スキンケアブランド華密恋から生まれたお宿。カモミールのお風呂が楽しめます。
ホテルができること、選択者ができること。大好きな旅とホテルがサスティナブルというワードと密接な関係にあることを実感する日々です。
よりよい未来のため、自分でできることを考えて行動して、発信していけたらと思います。