【読書日記】神さまとのおしゃべりより

読書は現実からの空想旅行にもなるし、頭の中の映像が言語化され視覚として脳が理解することで新たな発見があるのだと思います。インプットしたことをnoteを通してアウトプットして行きたいと思います。

「神さまとのおしゃべり」 著者:さとうみつろう

心理学をベースとした、主人公みつろうと神さまとの対話形式の本。「嫌われる勇気」と少し似ているかなという感想です。よりカジュアルにした読みやすい内容でした。

「現実に起きていることは全て自分が望んでいること」である。お金、仕事、対人関係においての基本的考え方がこの法則です。

中でもなるほど!と思ったことを読書記録として残したいと思います。

苦手、嫌いとの付き合い方

誰でも苦手な人、どうにも意見が合わない人がいると思います。距離を取るのではなく、こちらから歩み寄ることで自分の人生に気づきが生まれることの理由に気づかされました。

嫌いな人を、「価値観が違う人」という視線で見てみましょう。その人はあなたの知らない風景をたくさん見ている人です。色々な風景を楽しむために生まれてきたこの世の中で、その人に歩み寄れば、あなたの願いはあっという間に叶うでしょう。

新入社員の頃、どうしても苦手な上司がいました。正直当時その上司に歩み寄ることはできなかったけれど、この考え方ができていれば自分にとっての新しい考え方や体験ができていただろうと思います。


自己弁護が起こるときはいつでも、反対側の意見も自分が支持支持しているから。

例えば、残業は不要、残業している人は効率が悪いと思っているとします。自分が定時に帰り、他人が残業をして頑張っている姿を見るとモヤモヤしてしまう場合、本当は心の奥底で残業もしないといけないと思っているのだそう。自分以外の他人を通して残業をさせていることで自分を納得させています。

もしかしたら、自分が他人に対して嫌だなと思っていることも心の憶測では望んでいることだ、と認めてあげると他人を否定することもなくなるかもしれません。


幸せになるために

幸せとは後からかみしめること、とも言いますが現在進行形での幸せの感じ方のヒントを紹介します。

「あなたにできない仕事」ではなく、「あなたにしかできない仕事」を身の周りから探してみましょう。あなたには、「あなた」という大切な役割がすでにあるのだから。

「ない」ではなく、「ある」を見つける。私には出来ないことはたくさんあるけど、世の中で目の前にいる家族を笑顔をできるのは私しかいないと思いながら生きようと思いました。


いつかの幻想を捨てて、今を楽しんでみましょう。「いま」には全ての「いつか」が含まれています。

「いま」に焦点を当てると、いつか欲しいと思っていたソファがある。行きたいと思っていたホテルに泊まっている。常に「いつか」だけをフォーカスしていると永遠に幸せは訪れません。「いま」を幸せにするには「ある」を見つけること、そして「いま」に集中することなのかもしれません。

人生は思い込みが一番の幸せになる方法なのかもしれません。ネガティブなことを考えれば考えるほど、そちらの現実に向かってしまいます。スピリチュアルではなく、化学的にも証明されているという事例も交えながら楽しく、気軽に読める本でした。






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