珈琲の果実ができるまで
珈琲の花の寿命はアラビカ種は3日、カネフォラ種は6日程度です。その間に受粉に成功すると花筒やめしべが落ちて先端が少し膨らんだ花軸だけが残ります。
受粉後、最初の2ヶ月はこの状態のままですが、少しずつ先端の子房が膨らんで3ヶ月目には緑色の果実らしき形がでてきます。まだこの段階では中の生豆は未発達で、液状の周乳で満たされてます。周乳は将来シルバースキンになるものです。
3、4ヶ月目になると、それぞれの子房室の中で生豆が成長し始めます。半球の形をしている子房室の中で湾曲にそって成長していき、半球の断面に当たると内側に巻き込むように成長します。このため生豆は最終的に「の」の字の形になります。
6、7ヶ月目になると、生豆は子房室いっぱいに成長して硬くなり、胚やパーチメントもほぼ完成します。果実は大きく膨らみ、熟し始めます。
果実は緑色からまず黄色に、そして半月程度経つと赤くなります。珈琲の果皮にはクロロフィルとカロテノイドの2種類の色素が含まれてます。
未熟な時はクロロフィル(葉緑素)の量が多いため緑色で、熟すとクロロフィルが分解されていき、カロテノイドの黄色が出てきます。さらに熟すとアントシアニンという赤色色素が生成されて赤くなります。
8、9ヶ月目になると、果皮が赤色から紫色に変化し、果肉も甘く柔らかくなります。これが完熟です。これを放置すると黒くなり、水分が蒸発し縮みます。また、カネフォラ種はアラビカ種よりも成熟が遅く9〜11ヶ月かけて完熟になります。
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珈琲は僕の人生
中南米コスタリカまで単身で
農園を見に行ってきた
大学生の珈琲屋さん
-【TIME】
木金土日11:00-16:00
-【MAP】
〒532-0024
大阪府大阪市淀川区十三本町2丁目4−4
阪急 「十三駅」西口より徒歩5分
-【MENU】
●焙煎度違いのスペシャルティ珈琲
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ブラジル パルプドナチュラル
100g 500円
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コスタリカFW
100g 800円
500g 3900円
コスタリカ ナチュラル
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