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違和感を感じる

違和感を感じる
最近、本からとテレビ番組の中から続けて入ってきて気になった言葉。
本は堤未果さんの「国民の違和感は90%正しい」から、テレビ番組はNHK Eテレの「AKADEMIA」に出演していた吉本ばななさんから語られた。
情報があふれる今、何を頼りに何が正しい情報なのか、安全な情報なのか、何が間違った情報なのか、危険な情報なのかを見分ける唯一の方法として「違和感」を発信されていた。

堤未果さんはジャーナリストでショックドクトリン(悲劇的な出来事で人々がショック状態に陥り,判断つかないときそれを利用する政策手法のこと)について解説したり、政府のやっていることや世界の動きをお金の動きと併せて、ただの感情論や宗教対立ではなく、誰かが金銭的に得をしている!だからこうなっている。という事を解説している。その著書やSNSで世界、日本の出来事について調査、取材をして独自の観点から鋭く切り込んでいる。
その中で、なんだか最近テレビもネットもこの情報ばっかりだけど、ほかには何もないの?何か隠されているのでは?重要法案が知らない間に可決されてるんじゃないの?とか、これってこっち側からだけ言ってるけどどホントかな?等と感じることが大切。その違和感はほとんど=90%正しいという事を言っている。なんかおかしい。は正しい。

吉本ばななさんは、「キッチン」「TUGUM」「哀しい予感」、最近では「下町サイキック」などのベストセラー作家で、ファンからの質問に対して答えている。
同じことに対して正しいも悪いも真逆の情報が簡単に手に入る時代。だからと言って自分に戻ろうにも、自分の考えはどうだっけ?となるくらい情報がある。どうすれば?
例えば、靴を買いにいく、いろいろ試して1時間試着して3万円払ってやっと買った靴。いざ、それを履いて街に出て歩いてみる。すると、おかしい、足に違和感がある。あんなに時間かけて選んだのに、3万円も払ったのに。元を取らなきゃー!という気持ちになる。でも、そこは、自分の違和感を感じてそれに従う。それをいつもしていくと、靴屋に入る前に、違うということがわかるようになる。そうなれば時間もお金も無駄にしなくて済む。違和感を感じて従う。練習していけば、間違わないようになっていく。

みんなが言ってるから大丈夫。よく見る情報だから大丈夫。著名人、専門家の意見だから、昔からの常識だから大丈夫。に惑わされず、正しい安全な情報が知りたい。そのためには、自分で感じる「違和感」を逃さず感じて従う。それが唯一の方法。

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