見出し画像

2023年の抱負から見るアラサー女の悲哀

2023年の抱負を記すことにする。

1位 彼氏が欲しい
直接的な表現に些かの恥じらいがあるが声を大にして言う。切実に彼氏が欲しい。
去年の夏、30年間の人生で1番愛していた元彼に振られた。いつもなら失恋した5秒後にはマッチングアプリを開き止まることなく次に向かうのだけれど、何分言葉に表せないほど大好きな人を失った。いくらアプリで探せども、彼以外に良い人なんていない事を思い知らされるだけである。
途方に暮れて只々立ち尽くすことしかできず外出する気力もほぼなくなり、とにかく停滞した半年間だった。
大晦日の夜に2022年を振り返っていると彼のことを猛烈に思い出してしまい、朝4時まで寝られなかった勢いでこんな赤裸々な負の振り返りをしたためている次第である。
「結婚だけが幸せじゃない」「恋愛なくても人生楽しい」
分かってる。そんなことはうんざりするほど聞かされてきた。
そういう思考は尊敬するし持ちたいけど、如何せん恋人がいると段違いで日々が楽しいことを知ってしまっているので、他人にどう言われようと生活の一部に恋人は在ってほしいと願ってしまうのである。
これまで散々酸っぱい色恋沙汰だけは経験してきたが故、如何なるテーマでも即座に不憫なエピソードを話せることから「恋愛の小遊三師匠」の称号を知人から賜った。ええ加減もう小噺は揃い切ったので、今回の失恋を最後の高座にしたい。
新しい出会いがない限り冗談抜きで一生彼のことを好きなままなので、今年こそ立ち止まっていたこの場から足を踏み出すしかない。アプリと飲み屋に行くくらいしか打破策は思いつかないけど、少しでも外に繰り出そう。

2位 お金が欲しい
現職が想像を絶する低年収で、貯金を切り崩して生活している。
ほな転職すればええがなという正論を振りかざされたらそこまでだが、何せ今までの職場より格段にストレスが少なくて離れられない。
けどあまりにも低収入すぎて買いたい物も我慢、出会いを求めて飲み屋に行くことも我慢…と、チリツモ代償が馬鹿にならない。仕事とお金のストレスフリーを天秤にかける日々である。
故に副業バイトや株を始めて小金稼ぎに努めた2022年だった。
本業は(仕事にしては)それなりに楽しく、副業で好きなお店で働き、本業の隙間時間で株を売買。これが今の私が考える、最良の生活バランスなのである。
とは言え現状に甘んじていると抱負ではなく単なる願望垂れこぼしでしかないので、どうしよう。もっと株頑張ろうか。

3位 胃弱を改善したい
私は胃腸が激弱い。腸に関しては、焼肉やモツ鍋を食べに行こうものなら帰り道家まで持たないくらい弱い。これは学生時代からの体質なのでもう諦めの境地に入っている。しかし近年一気に弱体化を露呈してきたのが、胃だ。20歳の頃は明け方まで酎ハイやお菓子を貪っていても翌日には平常の食事を摂っていたのに、今となっては自炊生活でも常に胃が疲れている。「胃の疲れ 治し方」で何度ググっても一向に治らない。
とは言え胃の不調には心当たりがある。甘味のドカ食いだ。上述の通り元彼に振られてから美容維持のモチベがなくなり、職場でも家でも甘い物が抑えられなくなった。仕事中にコンビニやケーキ屋まで散歩、家に帰るとチョコ、クッキー、饅頭と手が止まらない。お腹は全然減らないし胃も痛いのに我慢できないのだ。不調がピークになると一時的に食べなくなるが、少しでも回復するとまた爆食するので、いつまで経っても胃が疲労困憊なのである。
そんなこんなで胃薬のオーバードーズが深刻な問題化しているので、今年は胃も心も軽やかにいきたいところ。

4位 悪玉コレステロールを減らす
去年の健康診断は芳しい結果ではなかった。悪玉コレステロールが基準値超えしていたのだ。
その結果を見てさほど驚かなかったのは、実はその前年も基準値超えしていたからだ。
2年前は何かの誤差かな?程度でスルーしたのだが、今回の結果で確信に変わった。私は悪玉コレステロールが同世代より多い。
そりゃ甘い物もオーバードーズしてたのだから当然の結果である。
たまに良い物を買ってコンビニ菓子は我慢頑張ろうね。

5位 体重を増やす
去年11月に胃腸炎を患った。最後に感染したのは2歳の時らしく、実質初めて胃腸炎になったのだが、向こう3日間くらいはわずかな経口補水液しか口にできずなかなか壮絶だった。
回復した後も胃の不調をぶり返したりで普段より食事が摂れていなかったのだが、昨日実家の体重計に乗ったら38kgまで戻ってしまっていてさすがに少し面食らった。
見た目は変わらず、健康的に体重をあと3kgくらい増やしたい。「健康的に」増量することの難しさたるや。

つらつらと書き述べてきたが、とりあえず1位と3位が最優先事項かしら。
なるべく小さな幸せとなるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう
ブルーハーツの歌詞が沁みる新年ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?